リビングの広さの理想は?LDK18畳?20畳以上?16畳では狭い?

リビングの理想は何畳でしょうか?一般的には18畳~20畳のリビングが多いですが、コンパクトなお部屋の16畳では家族みんなでくらすには狭いのでしょうか?実際にはどれくらいの広さが理想なのか考えてみましょう。

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LDK18畳以上が快適

結論から言えば18畳以上が快適な広さと言えます。

あくまで一般的な家具の配置をした際での広さですが、ダイニングテーブル、ソファ、センターテーブルなどを置きたいと考えているのであれば、ほぼ間違い数字だと思います。

では何故18畳以上なのか?

LDKをそれぞれL(リビング)・D(ダイニング)・K(キッチン)のスペースに分けると考えやすいです。

では次にリビングだけだとどれだけのスペースが必要か見てみましょう。

リビング部分だけであれば8畳あれば十分

実はリビングのスペースだけであれば8畳あれば十分事足りる広さなのです。

8畳のリビングスペースにテレビ、ソファ、センターテーブルを配置したレイアウトを見てみましょう。

3人掛けのソファにサブチェアが1つとセンターテーブルでちょうどのスペースになります。

事例写真のようにソファを壁付けにせずに手前に寄せることで、背後の動線が確保できるので、可能であれば手前に寄せたいところです。

このような配置はスペース的にリビングだけで8畳以上でないとできないレイアウトになってきます。

次にカウチソファにを使った事例です。

3人掛けカウチソファになると横幅もさることながら奥行きも相当に必要になてきます。最低でも奥行きだけで130センチは必要になってくるので、狭い空間だと想像以上の圧迫感を感じるはずです。

ご覧のように8畳以上のリビングであれば無理なく置ける広さになってきます

一般的にこの8畳という広さが快適に暮らす境界線になってきます。

もちろんリビングスペース6畳でも快適に過ごす事もできると思いますが、子どもが遊ぶスペースや子どもが大きくなった時などに、ムリなく過ごす平均的な広さが8畳とお考えください。

リビングスペース10畳、LDK20畳あれば余裕のお部屋になると思います。

これ以上に広いお部屋は、ダイニングテーブルの大きさや、ソファの数や大きさ、テレビの画面サイズが大きくないとチープさが目立ってくる広さ感になってきます。

LDK22畳以上になってくると、テレビを見ないからと小さめの画面サイズを置くと、部屋の広さに対して小さすぎる為、アンバランスな雰囲気になってしまいます。

一般的にキッチン部分に5.5畳、ダイニングスペースに4畳~5畳が必要(共に少し余裕があるくらいのサイズで)になってくるため、例えばLDK18畳のお部屋の場合、リビングスペースとして使えるのは7.5~8.5畳になってきます。

実はリビング14畳でも快適に暮らす方法はある

先ほどまではリビングスペースは8畳あると良いとお伝えしてきましたが、考え方を変えれば14畳でも快適に暮らす方法はあります。

ダイニングスペースをコンパクトにすませるか、独立したダイニングスペースを作らないでスペースを有効活用する方法を考えてみましょう。

一つ目が、ダイニングスペースをコンパクトにする方法。

5畳必要とするダイニングスペースは140センチ×90センチのテーブルをイメージしたものです。

この140×90センチのテーブルは4人掛けでゆとりのあるサイズを想定しています。

120×70センチサイズのダイニングテーブルでもギリギリ4人で座ることができます。

もしくは100×60センチサイズの2~3人用の本当にコンパクトなダイニングテーブルを使えば、ダイニングスペースをさらにコンパクトにすることができ、その分のスペースをリビングにまわすことができます。

ご飯はテキパキとすませる家庭であればそれでもいいかもしれません。

2つ目が、ダイニングスペースとリビングスペースを共有すれば当たり前ながら狭いリビングでも快適に暮らす事ができます。

くつろぐ為のソファとダイニングテーブルを組み合わせてしまえば、スペースを有効活用できます。

また、このレイアウト場合大型のソファと大型のダイニングテーブルを組み合わせてもそれほどスペースを圧迫しすぎない為、リビングダイニングでスペースに限りがあるけど、しっかりとしたソファとダイニングテーブルで暮らしたい人に向いています。

また、このレイアウトになれると動かなくてもいいので、実はズボラな人に向いている、動線抜群の生活スタイルでもあります。

ダイニングテーブルを簡略化してしまい、ソファの背面に添える程度のカウンターにしてしまえば、食・住を分けながらもコンパクトにレイアウトすることもできます。

やはり家具のレイアウトは暮らし方次第なのだな感じます。

一般的な、ソファがあって、ダイニングセットがあってという固定概念を捨てれば、暮らし方は無限大にあるのかもしれません。

16畳のリビングは少し狭いが家具を工夫ればOK

16畳のリビングはダイニングテーブルと大きなソファを置きたい人には少し狭いかもしれません。

3Pソファを2Pソファにしたり、センターテーブルは置かない(意外とセンターテーブルって使わないだけで邪魔だったりもします)、テレビボードをやめて壁掛けTVにするなどの工夫を行えば、それほど狭くは感じないはずです。

また、リビングからの続き間があれば狭さはそれほど感じないはずです。続き間がない場合は大きな家具は控え狭小感を抑えると良いでしょう。

20畳のリビングは大きな家具を選べるほどの広さ

不自由なく快適に暮らせる広さの境界線が18畳をお伝えしましたが、20畳のリビングだとどうなるのでしょうか。

例えば向かい合わせでソファを2つレイアウトできたり、大きな家具が置けたりと広さの余裕がでる反面、デメリットも発生してくる広さになります。例えば、空調が効きにくくなったり(もしくは電気代が高くなる)、照明が1つでは暗さを感じたり、掃除が大変と感じる広さになってきます。広いリビングに住めることに対しても、それなりのデメリットはあるのですね。

リビングの理想の広さまとめ

基本的にはリビングスペースに8畳以上あると快適な空間にすることができるため、LDKで言えば18畳以上がオススメの広さと言えます。

ただし、ダイニングテーブルとソファの使い方次第では14畳程度でも快適に暮らすことができるため、スペースに限りがある場合は暮らし方を見直してみると新しいレイアウト方法が見つかるはずです。

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