【人工芝の意外なデメリット】庭へ施工する前に読んでほしい!

人工芝

人工芝の意外なデメリット、それは「向き不向きな土がある事」です。庭へ施工する時限定の話ですが、これを考えずに人工芝を施工してしまうとすぐに凸凹の仕上がりになってしまったり、カビの原因になってしまいます。

他にも実際に我が家で施工してみて、春夏秋冬過ごさないと気付かなかったデメリットが見えてきましたので、参考にしてください。

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実際に人工芝にした後に感じたデメリット

我が家は人工芝を敷いて大正解でした。ですが、人工芝歴3年で感じたデメリットもあります。

  • 保水性の高い土は土壌改良が必須
  • 夏の人工芝は土より暑い
  • 人工芝の上に落葉樹があると掃除が面倒
  • 冬でも綺麗すぎる緑色の人工芝
  • バーベキューなど火気厳禁

上の中で最も後悔したのが、落葉樹の葉っぱ掃除。想像以上に面倒です。

それでは1つずつ見ていきましょう。

人工芝のデメリットは庭の土?

保水性の高い土には不向きであるという事。悪く言えば水はけの悪い土。

我が家には将来の園芸用に保水性の高い土ゾーンと、川砂の水はけのよいゾーンの2種類があります。

その2種類の土の上に人工芝を施工すると明らかな違いが発生しています。

川砂の水はけのよいエリアでは簡単に施工しただけの人工芝でも平坦な見た目も綺麗な仕上がりで、雨が降ってもその後晴れれば意外とすぐに乾いてしまいます。

しかしながら、水はけの悪い(保水性の高い)土の上に施工した人工芝は、施工した直後は綺麗な仕上がりでしたが、雨が降った翌日から、人工芝の表面がでこぼこになってしまったのです。

保水性の高い土でも、人工芝を敷く前は太陽光による蒸発もあり、それほど凸凹にもならず平坦でしたが、やはり人工芝を敷くと直射日光がさえぎられるので、雨が降れば、行き場をなくした水分たちが、土の中でもごもごと凸凹な形になって現れてしまうのです。

あまりにも水はけの悪い土壌の場合、カビなどの問題も出てきてしまいます。

そうなってしまうと、せっかく綺麗に施工した人工芝も台無しになってしまうので、人工芝を敷く予定の土がどんな土なのか気にしてみる必要があります。

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人口芝を敷く前に庭の土を確認してみてください

一般的な家の庭は川砂が使用されていることが多く、この川砂は水はけの良い土であることで有名です。(まあ、川にある砂なので水分を吸収しやすい砂だと、泥のようになってしまうので当たり前かもしれませんが・・・)

川砂のような水はけの良い土で盛土造成されていれば、概ね問題ない土だと思われます。

雨が降った日に、庭の水はけ具合を確認してみましょう。晴れの日が続くようならバケツ一杯くらいをざっと流してみて、水溜まりができるかどうか、できてしまったら1時間程度で水が引くかどうかを見てみましょう。

もし、水はけの悪い土だった場合は、土を掘り起こして、水はけのよい土と入れ替えたほうが良さそうです。あまりにも水はけの悪い土の場合、カビの生えやすい環境になってしまうので、衛生面で注意が必要です。水はけが悪いと多くのデメリットを生む原因になるので、必ず確認するようにしましょう。

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水はけが悪い土だと下地作りに時間がかかる

水はけの悪い土を整地するのは意外と大変です。全身筋肉痛になるほどの大量の砂を撒いてプレス機で何度も土を固める必要があります。最初から水はけの良い固い土(庭)であればこの一番大変な作業は格段に楽になります。(水はけの良い土でも整地はした方が良いのですが、正直なしでも大丈夫です。我が家では整地なしで実際施工して3年たちますが、綺麗な状態が続いています。)

水はけの良い土と水はけの良い人工芝を使うことで、このデメリットは解消されるはずです。DIYでやるにはとても大変なだけです。

夏は人工芝の熱気がすごい?

人工芝のほとんどはプラスチック系の素材でできています。我が家の人工芝は、本物らしいキラキラとしにくい反射率の低い物を採用しましたが、それでも夏の直射日光はしっかりと人工芝を温めます。

土がむき出しであった時よりもあきらかに地面からの熱量は増えたように感じられます。「あれ、暑さが放出されてる?」というくらいですので、直接触っても火傷するような暑さではありませんが、やはり熱いです。さすがに小さな子どもが芝生の上に裸足で遊ぶときは、ちょっとだけ注意が必要かもしれません。

救いは夕方になると熱はすぐになくなっているので、一日中暑さが残るわけではありませんでした。

落葉樹との相性が悪い

落葉樹との相性が非常に悪いです。オリーブみたいに小ぶりな葉っぱの木は特にです。

人工芝の葉の部分は葉っぱが落ちるとなかなか拾うのが大変なんです。ましてやパリパリになった葉っぱや小さい葉っぱは掃除をするのが大変です。

落葉がすくない針葉樹にしたり大きな葉っぱの植物を植えることが日々の生活を考えると大切だと感じます。

このデメリットは地味に感じるかもしれませんが、人工芝に葉っぱが絡んで、落ち葉を拾うだけでも地味に時間がかかります。筆者が一番デメリットと感じたポイントです。

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四季に沿わぬルックス

これはよく言われることですが、一年中綺麗な緑色を見せてくれる人工芝には四季の香りは感じません。

いつでも綺麗な緑色を見せてくれる人工芝はデメリットでもあり、メリットでもありますが、深緑の人工芝に雪景色は最高にそぐわぬルックスになってくれるでしょう。お隣さんが天然芝を植えていると色の違いで人工芝であることがもろばれになるのでちょっと恥ずかしいです。

とはいえ、部屋からいつでも綺麗な緑が見えるのは、気分の良いものです。それにゴルフ場やディズニーランドなどで使われている天然芝は年中緑色が楽しめる芝生です。「ウチの芝生はそういった種類です」と思い込めば大丈夫!

バーベキューなどの火気厳禁

人工芝は樹脂でできているため、火がついてしまうと燃えてしまうので注意が必要です。ただし、燃え広がるというよりはその部分だけ燃えてしまうという感じです。よっぽど天然芝の方が燃えやすいので、土の状態と比べると燃えるリスクがあるというデメリットになります。

人工芝のデメリットまとめ

人工芝のデメリットをあげてみましたが、水はけの良い土であれば正直なところあまり大きなデメリットを感じないというのが本音です。

庭はいつもきれいな見た目で、草抜きもほとんどいらなくなりますし、楽ちんです。ただし、落葉樹があるお庭は葉っぱの掃除がとても大変になるので、注意が必要です。

こんなけ書いておいてなんですが、人工芝おススメです!

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