小上がり空間はここまで進化した!小上がり和室や収納をご紹介

小上がりと言えば和室を想像される方が多いのではないでしょうか?

和室の小上がりは日本人にとって落ち着ける空間ですよね。

最近では、和室だけではなく、絨毯敷きや、クッション敷きの小上がりまで様々なタイプが出てきました。

どんな小上がりがあるのが、実用的な小上がりから、オシャレな小上がりまで幅広くご紹介していきます。

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小上がりのメリット・デメリット

出典:http://www.takahashi-k.ne.jp/
なんとなく良いなと思う小上がりも、ちゃんとメリット・デメリットを理解していないと本当に理想の小上がりにはなりません。

小上がりのメリット

  • ゴロゴロしていても許される
  • 収納力が凄い
  • 年老いた時の安心感がある
  • 子どもが遊ぶのに安心
  • 寝転んでもテレビが見やすい
  • 空間に立体感が出る
  • 掘りゴタツにすることができる

小上がりのデメリット

  • 1回でルンバの掃除が終わらない
  • 角をぶつける事がある
  • 子どもが転ぶことがある
  • 家具を置くスペースが減る
  • フラットな方が部屋は広く感じる

小上がり和室といえばこのタイプ


出典:http://media-cache-ec0.pinimg.com

小上がりと言えば、やはり上の事例のタイプですね。

一段上がったところに畳を敷いた小上がりですが、底上げした空間を使って大型の収納を作る事ができます。

これだけの大収納は小上がりならではの特権ですね。

それに、ゴロゴロとくつろげる畳との相性は抜群です。

階段と一体になった小上がり和室


出典:http://sfc.jp/

小上がりの段差を階段の段と合わせることで、部屋全体の一体感が出てきます。

この小上がりの仕切り扉は、階段部分まで続いていて、インテリアの雰囲気を壊さない、よく考えられた空間になっています。

また、小上がり部分に障子を加えることで、独立間ができ部屋としても要素が強くなっています。

小上がりを利用した掘りごたつタイプの和室

出典:http://www.urban-planning.co.jp/

コチラは小上がりを使った掘りごたつタイプの和室です。

小上がりならではの足元の空間をうまく利用しています。

小上がり和室との相性も抜群に良く、キッチンの前にプランニングすることで、そのままご飯を食べる繋がりのある空間になっています。

洋風のダイニングテーブルも良いですが、こういった落ち着きのある和風の掘りごたつタイプのダイニングも素敵です。

上はアーバンプランニングさんの施工事例です。

気になった方は是非、サイトをご覧ください。

http://www.urban-planning.co.jp/

廊下から直接行ける小上がり和室

この小上がり和室の事例は、扉もついていますが、普段は開け放って誰でも何気ない時でもみんなが使えそうな小上がりになっています。

一般的なリビングにつながった小上がりではなく、廊下と繋がった小上がりで、廊下に備えられた本棚から本を持ってきて小上がりの和室でくつろぎながら本を読む姿が想像できます。

小上がりでの腰を掛けるという行為をうまく利用した事例です。

黒色畳を使って洋風に使う

小上がりの和室を作りたいけど、洋室と合わないのは・・・

と心配な方は、ブラック系の畳を使うのがオススメです。

質感は和室そのものだけど、そこまで和室としての存在感を主張しないので、フローリングとの相性も高い小上がりになります。

和室だけじゃない!小上がり絨毯

小上がりは何も、畳敷きの和室である必要はありません。

絨毯敷きの小上がりなら今のインテリアを壊さずに、今風の小上がりにすることができます。

スポット照明やペンダント照明に変えても素敵ですね。

絨毯敷きの小上がりならではの空間にできそうです。

プチリュクス風小上がり

プチリュクス風の小上がりも素敵ですね。一般的な小上がりとは違い3方を囲うようにデザインするのが特徴です。また、クッションマットを使えば快適性抜群で居座る事間違いなしの空間を作ることができます。ここで本を読みながら過ごしたいですね。

また、写真の小上がり収納には無印良品のクリアケースをしようしていますが、木製の収納収納ボックスでもお洒落ですね。

家族の籠り空間

先ほどの小上がりプチリュクスの大きい版です。家族で籠ることができる空間になっています。天井と壁も深い色の木目になっていてとても落ち着きのある空間になっています。いつもの寝転ぶ目線より少し高めで少し狭い空間は落ち着ける要素がたくさんです。

家族で本を持ってゴロゴロと過ごすのが楽しくなりそうな空間です。

ベッド並みに気持ちいい小上がり


出典:http://www.r-toolbox.jp/

コチラの小上がりは、大きなベンチソファのようにくつろげる小上がり。

小上がり部分にクッション性の高いマットを敷くことで、くつろぎ性抜群の小上がりになっています。

ソファ代わりにもなりそうな小上がりです。

小上がり下の収納に本棚の機能を持たせることで、本を読みながらくつろぐという空間が完成していますね。

小上がり和室×北欧インテリア

小上がり和室にするとリビングも和室空間にしないと合わない気がしてしまいますが、実は北欧インテリアの空間とも相性がいいのが小上がり和室です。

北欧インテリア特有のネイビーの家具とも相性がよく、さらに小上がりによって空間に良いリズムができるので、単調にならないインテリアになります。

◆併せて読みたい北欧インテリアの記事

誰でも簡単に北欧インテリアのリビングにする方法

【北欧インテリアの厳選実例】真似したくなる家具コーディネイト術

ヘリンボーン×小上がり


出典:http://sfc.jp/

最近流行りのヘリンボーンも実は小上がりとの相性は悪くありませ。

シックな雰囲気になり過ぎないので、少しヌケのある空間にすることができます。

◆ヘリンボーン床の記事はコチラから◆

ヘリンボーン床で上質フローリング!素敵なインテリア実例とDIY

フローリングの小上がり

フローリングの小上がりにすると畳や絨毯とは違い、ソファや家具を置いても違和感が少なくなります。だったら小上がりの必要がないと感じる方もいるかもしれませんが、小上がりにすることで、ゾーニングがしやすくなったり、収納量を上げたりゴロゴロしやすいというメリットは生かされたままです。

上の事例では小上がりの上にソファを置くことで、キッチンに立っている人との距離が近くなってコミュニケーションがとりやすくなっています。小上がりには様々なメリットがありますが、家族との距離が近くなる素敵な事例です。

個室感ある小上がり

将来的に小上がり空間を寝室として使用したい人には、囲われた空間にするのがオススメです。

開放的な小上がりが一般的ですが、囲われた小上がりにすると、寝室として使っても良いくらい独立性が生まれます。

ウッドデッキと繋がる小上がり


出典:http://fevecasa.com/

こちらも小上がり和室の事例です。

よく、小上がりを窓側に作るとバルコニーや庭へ出ずらいという声がよく上がりますが、この小上がりはそれを逆手に取った好事例です。

バルコニーを小上がりと同じ高さにすることで、むしろ外への移動が容易になります。

小上がりを後付けする

小上がりを後付けしたい場合は、工務店に頼むのが一番ですが、もっとお手軽に後付け用の出来上がりの小上がりもあります。

小上がりのメリットでもある収納もあり、畳の風合いも良い感じです。手軽に小上がりを取り入れることができますね。

まとめ

小上がりも、ライフスタイルによって様々な進化を遂げてきており、今までの常識にとらわれずにデザインと機能を楽しむのが良いのではないでしょうか。

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