【トイレにオススメの壁紙】お洒落に見えるアクセントクロスや色は?
お洒落に見えるトイレの壁紙やアクセントクロスはどんな種類でしょうか。
他にも清潔な空間を保つために機能性壁紙から選ぶ方法や、落ち着ける空間にするため壁紙の色や柄の種類も非常に重要です。
壁紙の色別と柄別のオシャレな施工例と、色による心理的作用、トイレに向いている機能性壁紙のご紹介していきます。
スポンサードリンク
トイレに向いている色の心理効果で壁紙を選ぶ
次は色から壁紙を選ぶ方法ですが、結論として、トイレに向いている心理効果の高い色からご紹介いたします。
トイレでオススメの心理効果を持つ色は
- 黄色(オレンジ色)
- 緑色
の2色です。
黄色・オレンジには腸を活発にする働きがあり、緑には腸を整える働きがあると言われており、トイレの壁紙にオススメの色といえます。
それぞれの色の壁紙を使った事例を見てみましょう。
黄色の壁紙
色の刺激が強そうな黄色の壁紙も貼り方や色の選び方で工夫ができそうです。
やはり原色の黄色は鮮やかで刺激的な色ですが、便器後ろのアクセントクロス以外の床・壁を白にしてしまうとそれほど強すぎる印象にはなりませんね。
原色の黄色は心理的作用の腸活発化以外でも清潔感を与えることができる色ですので、使いすぎなければトイレにはピッタリの色の壁紙です。
同じ黄色でも少しくすみを入れた黄色の壁紙ならといれの壁全体に配色しても、それほど刺激的な印象にならずにすることができます。
事例のように一部分にアクセントとして黄色の花柄をいれると程よく賑やかな印象になりますね。
くすみ色にしすぎると、今度は汚れてしまったような印象になるので、事例のくすみの黄色具合がベストですね。
オレンジ色の壁紙
大人にも子どもにも好かれる色のオレンジ色の壁紙を使った事例です。
程よく温かみを感じる色で安心感を感じられます。
また、オレンジ色は暖色系の色なので寒い冬の日でも気持ち的には暖かく感じられるのではないでしょうか?
緑の壁紙
黄色と同じく少し使いづらい印象のある緑色の壁紙ですが、くすんだ色を使うこととトイレのインテリアの工夫でお洒落な空間にすることができます。
写真のようにクリームがかった緑色でも額縁のインテリアを添えることと、床をヘリンボーン柄のフローリングにしたり、手洗いを味わいのある木目にすることで、海外インテリアのようなオシャレなトイレ空間にすることができています。
黄色のアクセントクロスの時と同様に少しくすみがかったグレーグリーンを使うとトイレの壁全面につかうととても落ち着いた空間になります。
海外でも人気のグレイッシュカラーを使うことで、どこか外国のような雰囲気にもなっています。
また、トイレは狭く囲われた空間故に籠り空間(赤ちゃんがお腹にいた時のようにある程度狭い空間の方が安心する)のように感じ、また誰も入ってこないという安心感からリラックスできる空間になっている人も多いと思います。そんな空間だからこそ緑色の落ち着きのある空間はとてもオススメです。
スポンサードリンク色別の壁紙事例
トイレに向いている心理効果の高い黄色・緑の壁紙以外から選ぶのも良いですが、好きな色から選ぶのももちろん良いと思います。
続いて紫・ピンク・青・黒(木目との合わせ技)・グレーの壁紙を使ったトイレ事例を見ていきましょう。
紫の壁紙
一見難しそうな紫の壁紙もトイレの一面のみにアクセントクロスとして使用すると思った以上にしっくりくるはずです。
リビングのような壁の一面が大きいところでは印象をもろに変えてしまいますが、トイレのような狭い空間であれば落ち着いた空間にすることができます。
また、写真のタイル調の床材と合わせると中世のヨーロッパに出てきそうなトイレのインテリアになりますね。
便器後ろの壁一面のみのアクセントクロスの場合、入ってきた時の印象が強く、用を足しているときは、視界に入らないのでそれほど抵抗なく使うことができます。
また、サイドの壁紙は白色にすることで、清潔感も感じられます。紫色は程よく使う程度が理想になってきます。
紫色はインパクトが強い色ですが、床材のタイルと合わせることでお店のような空間になっています。
ピンクの壁紙
男性の方であれば敬遠しがちのピンクの壁紙ですが、パステル調の優しい色を一面だけのアクセントクロスにすれば案外しっくりくるのではないでしょうか?
ピンクの壁紙はそれだけでインパクトが強いため、トイレの中の他のインテリアはできるだけシンプルにしたいところですね。
青色の壁紙
明るめのブルーグレーとタイルを組み合わせた事例です。
インダストリアルインテリアな雰囲気を出しつつも、ブルーグレーのアクセントクロスのおかげで、ゴツさが中和されて誰でも楽しめる優しいインダストリアルな空間になっています。
こちらは紺色に近い青色のアクセントクロスを使った事例です。
濃いめのフローリングとの相性が抜群で、落ち着いた大人な雰囲気になっています。
こちらは限りなくグレーに近いブルーグレーの色を使っています。
4方をブルーグレーで施すとかなり重厚感あるどっしりとした雰囲気になりますね。
グレーは沈静色と言って落ち付いた印象にする働きがあるので、青色は好きだけど、落ち着いた空間が好きという方はブルーグレーの壁紙をオススメします。
筆者の家でも明るめのブルーグレーを使っており、一面だけ白色の凹凸でできた柄の壁紙をアクセントクロスとして使っています。通常のアクセントクロスとは逆の使い方ですが、トイレという狭い空間では意外としっくりきてオススメです。
オシャレなcafeにありそうなトイレ事例です。
青色の壁紙で囲まれると、とても落ち着いてた印象で、静けさすら感じるほどの静寂感すら感じます。
慌ただしい喧騒を忘れて静かな空間にこもるのも良いですね。
黒×木目の壁紙
ホテルのようなトイレにしたいなら間違いなく、黒色の壁紙と木調の壁紙を合わせるのがオススメです。
黒色の壁紙と木調壁紙の組み合わせの特徴は床材が白でも黒でも木材でもほとんどの場合に似合ってしまう点です。黒と木調の組み合わせ自体に高級感があるので、どれくらい気品のある空間にしたいかで、床材を選ぶといいでしょう。
リフォームで壁紙だけ交換する場合には床材をきにしなくてもいいので、オススメの組合せの壁紙でもあります。
上の事例のように壁一面だけでも高級感を演出することできますが、それらを空間全体に施すと効果は絶大なものになります。
下の写真がその一例になります。
こちらは木調ではなく本物の木を使っているようですが、それを差し引いても気品あふれるトイレのインテリアになっています。
黒色の壁紙には締まりの効果と高級感の演出効果が抜群ですね。
グレーの壁紙
こちらの事例は個人的にも好きなカラーコーディネート事例です。
ライトグレーの壁紙とライトベージュのタイルとの組み合わせは相性抜群です。濃いめのフローリングが締め色になっていますが、明るいフローリングでも似合いそうな配色の壁紙です。
グレーとベージュの壁紙の組み合わせにすると、デンマークなどで見られるような海外インテリアの雰囲気になるオシャレな組み合わせです。清潔感と上品なイメージになりトイレにもオススメの組み合わせです。
先ほど、グレーには沈静作用の心理効果があるとお伝えしましたが、他には脳を休ませてくれたり、警戒心を和らげる働きがあると言われています。
上の写真のように濃いめのグレーの壁紙を使うと、嫌な事全てを無にできるような落ち着かせてくれる空間になります。
また、グレーには「洗練さた」というイメージが強く、トイレのインテリアにも相性が良い色と言えます。
スポンサードリンク柄の壁紙から選ぶ
ここからは柄の壁紙を使った事例をご紹介します。
柄ものの壁紙を使うと、個性的で海外のようなトイレ空間にすることができます。
ストライプ
ロンドンストライプをつかった壁紙事例です。
ロンドンストライプ柄のように幅広のものは都会的な印象になり、逆に幅の細いストライプ柄はラスティックなカントリー調の雰囲気を作ることができます。
タイル
インダストリアル系やカフェ風のトイレにしたい時に活躍するのがタイル風の壁紙です。手軽にタイルの雰囲気が味わえるのがいいですね。
タイル壁紙を使いたいけど、フェイク感が気になる方は目地のラインが薄く入っている柄風のものを使ってみるのも良いですね。
また、実際のタイルと違って目地に誇りや汚れがたまりにくいのもメリットです。
タイルと使うと、オシャレなカフェにあるトイレのようでオシャレな雰囲気になりますね。
木目
木目の壁紙を使ったトイレ事例です。
マットな質感の場合、カントリーチックな印象になり、光沢ある木目の場合は高級感のあるトイレにすることができます。
花柄
リビングではできないような思い切ったデザインの壁紙を使うのも良いですね。事例のように大ぶりな花柄の壁紙をアクセントクロスとして使用するのもオススメです。輸入壁紙のような思い切ったデザインの花柄は一面だけでもオシャレにしてくれます。
コンクリート
美術館のような均質的なデザインのトイレにしたい場合はコンクリート調の壁紙がオススメです。静けさを感じる落ち着いたトイレにすることができます。汚れが目立ちにくいのもメリットの一つです。
リーフ柄の壁紙
水色を基調としたリーフ柄の壁紙を使った事例です。
水色の柄だとそれほどごちゃごちゃせず、爽やかな空間になり、トイレのインテリアと相性がいいですね。
壁紙以外のインテリアをできるだけシンプルにすれば多少の柄が入っていても気にならないのが分かります。
小物などを置かずシンプルにきめたい方は、むしろ柄物の壁紙を使うのはいい方法だと思います。
派手さ抜群の自然をモチーフにした壁紙
こちらは輸入壁紙を使った事例です。
輸入壁紙らしいダイナミックな絵柄が特徴的で、まさに海外のような空間です。
小物を置くところは単色の壁紙を使い、柄付きの輸入壁紙の部分は何も置かずにシンプルにしていることで、トイレという狭い空間でも落ち着いた空間になっています。
ダマスク柄の壁紙を全面に使う
ダマスク柄の壁紙を使った事例です。ダマスク柄は高貴なイメージがあり、清潔感を大事にしたいトイレにおいては、管理が行き届いているようなしっかりした印象を与えることができ、実はピッタリの柄なのです。
また、柄の壁紙の貼り方ですが、一般的にトイレに柄物アクセントクロスを使う場合、小さい面に使った方が良いとのレポートをよく目にしますが、これは今までの体験から言えば真逆であると考えています。
もちろん、小さい面に使うことがダメなのではなく、トイレのような小さな空間でも大きく柄物の壁紙を使っても良いということです。
柄物の壁紙は小さい面では細々とした印象になってしまうことがありますが、思い切って壁何面かにわたって柄物の壁紙を使うことで、その柄本来のイメージを存分に味わうことができます。
色付きに白抜きの柄の壁紙
先ほどの事例でもそうですが、柄ものの壁紙を使ってみたいけど、派手かなぁと思われる方は、色付きの壁紙に白抜きで柄をデザインしているアクセントクロスを選ぶと派手さを落ち着かせつつオシャレなトイレにすることができます。
柄もののアクセントクロスを使っているだけで、不思議とオシャレだと感じてしまいますよね。
スポンサードリンクアクセントクロスとタイルを掛け合わせる
シンプルな単色のアクセントクロスを使う場合に、何か物足りないと感じたり、もう少しデザイン性の高い、こだわりのあるインテリアにしたいと思う人は意外に少なくありません。
そんな時はタイルをアクセントクロスに合わせることで、こだわりの空間を作ることができます。
上の事例のように手洗いカウンターの上の部分にタイルを張ったり、腰壁のように腰の部分までタイルを張ると、デザイン性がかなり増してオシャレなトイレのインテリアにすることができます。
アクセントクロスとモールディングを掛け合わせる
先ほどのタイルと同様にモールディングという化粧材(見切り材)を使うことで、海外インテリアのようなオシャレなインテリアにすることができます。
モールディングは元々貴族などの家に使われていた為、トイレに使った場合もチープな印象がなくなり、屋敷のような豪華なトイレのインテリアにすることができます。
◆併せて読みたいモールディングの記事
DIYもできるモールディングで海外風のお洒落なインテリアへ!
トイレに向いている機能性壁紙から選ぶ
トイレは用を足す空間であるだけに、清潔な空間に保つ事が大切になります。
最近では機能性壁紙が増えてきたため、用途に合わせて選ぶのも良いでしょう。
トイレで使えそうな機能性壁紙の種類は下記の通りです。
- 消臭機能
- 抗菌機能
- 汚れ防止機能
- 調湿機能
消臭機能
臭いの原因成分を吸引・分解してくれる加工が施された壁紙です。
抗菌機能
菌が繫殖しにくい加工をした壁紙です。とくに尿の飛び跳ねが気になる男性が多いご家庭にオススメです。
汚れ防止機能
汚れが浮きやすい加工がされた壁紙です。厚手のもの多く、拭き掃除をしても破れにくい壁紙が多いのも特徴です。抗菌機能同様、男性が多いご家庭にオススメです。
調湿機能
紙オムツなどで使われる吸水性ポリマーなどで湿気を吸収、放出してくれる壁紙です。調室効果によってカビや結露が抑えられる特徴があります。
トイレに向いた機能性壁紙について
どれもトイレの環境に密接に関係しているものです。特に消臭、抗菌、汚れ防止あたりが気になるのではないでしょうか?
ただ個人的な感想で言えば、筆者の家でも機能性壁紙を使っていますが、消臭効果に関しては明らかな違いは感じることができません。(比べることも難しいですが・・・)
一意見として言わせて頂ければ、効いているのかが分からない消臭機能や抗菌機能よりも目に見えて違う汚れ防止機能の方が、選んで良かったと思う満足感が違うように思います。
汚れ防止機能の壁紙は触ると確かに表面がしっかりしていて汚れが付きにくい印象があります。また、タオルで拭いても汚れが落ちやすいのは確かでした。
トイレの壁紙を清潔に保つ方法
トイレはどうしても汚れが付着しやすい環境ではありますが、普段の何気ない使い方でトイレを清潔にしておくことができます。
気にしてほしいのは3つだけ。
- 便座の蓋を閉める
- 手垢をつけない
- 座りション
一番簡単に清潔に保てる方法、それは便座の蓋を閉めてから水を流すこと。以外と重要なんです。水を流す際、実は水が飛び散っているのはご存知でしょうか?便器の性能にもよりますが、壁まで飛んでいることもしばしば。怖いですね。菌の飛散を防いでくれたりもします。ちなみに蓋を閉めておくと暖房便座の節電効果もあるので、是非取り組んでください。
2つ目にむやみに壁を触らないこと。狭い分ついつい触り勝ちのトイレの壁ですが、手垢って最初は目立ちにくいですが、年月をかけて変色してくるので、将来後悔することになります。衛生的にも触らないようにしましょう。
男性の方は立って用を足す際、ちゃんと中に放水しているから大丈夫、と思っていませんか?立って用をたす際かなりの量が飛散している事実を知って下さい。ちゃんとできているようでも数年後に壁が尿で黄ばんできます。
以上のことから簡単に出来る「便座の蓋を閉める」「壁に手垢をつけない」「座りション」の3つを守って使うと清潔で綺麗な壁紙を保つことができます。
トイレの壁紙リフォーム費用
この記事を見てトイレの壁紙リフォームをしてみようかなっと思った方、安心してください。トイレの場合は壁紙の範囲は狭いので、意外と安く済みます。
一般的な1畳ほどのトイレであれば、壁と天井で3万円~5万円程度。一面だけのアクセントクロスであれば1.5万円~2万円。2畳タイプであればプラス0.5万円~1万円程度が相場になります。機能性壁紙や輸入壁紙になるともう少しプラスになると考えておけば良いかと思います。
トイレの壁紙(アクセントクロス)まとめ
トイレのような清潔を保つ必要がある狭い空間では、清潔感のある印象や、落ち着いた気持ちになれる色の壁紙を選ぶこと、また心理作用を使った色選びをすることもオススメです。
また、リビングや寝室などでは使えない柄物の壁紙も使いやすい環境の為、アクセントクロスとして使ってみるのもオススメです。
◆併せて読みたいトイレインテリアの記事
【トイレのお洒落な床は?】オシャレな実例をもとに床材をご紹介!
◆併せて読みたい壁紙・アクセントクロスの記事
北欧インテリアに合うアクセントクロスの種類と失敗しない選び方!
【アクセントクロスで失敗したと言わない為に】効果的な使い方!
なんでこんなに素敵!?【柄の壁紙】を使った海外インテリア事例
スポンサードリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません