【トイレにオススメの壁紙】トイレに合うアクセントクロスや色は?
2019/04/15
トイレの壁紙やアクセントクロスを選ぶときに重要なのは、清潔な空間を保つために機能性壁紙から選ぶ方法と、落ち着ける空間にするため壁紙の色や柄の種類に気を付ける必要があります。
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▼目次
トイレに向いている機能性壁紙から選ぶ
トイレは用を足す空間であるだけに、清潔な空間に保つ事が大切になります。
最近では機能性壁紙が増えてきたため、用途に合わせて選ぶのも良いでしょう。
トイレで使えそうな機能性壁紙の種類は下記の通りです。
- 消臭
- 抗菌
- 汚れ防止
- 調湿効果
どれもトイレの環境に密接に関係しているものです。特に消臭、抗菌、汚れ防止あたりが気になるのではないでしょうか?
ただ個人的な感想で言えば、筆者の家でも機能性壁紙を使っていますが、消臭効果に関しては明らかな違いは感じることができません。(比べることも難しいですが・・・)
一意見として言わせて頂ければ、効いているのかが分からない消臭機能や抗菌機能よりも目に見えて違う汚れ防止機能の方が、選んで良かったと思う満足感が違うように思います。
汚れ防止機能の壁紙は触ると確かに表面がしっかりしていて汚れが付きにくい印象があります。また、タオルで拭いても汚れが落ちやすいのは確かでした。
色の心理効果で壁紙を選ぶ
次は色から壁紙を選ぶ方法ですが、先にトイレに向いている心理効果の高い色からご紹介いたします。
トイレでオススメの心理効果を持つ色は
- 黄色
- 緑色
の2色です。
黄色・オレンジには腸を活発にする働きがあり、緑には腸を整える働きがあると言われています。
それぞれの色の壁紙を使った事例を見てみましょう。
黄色の壁紙
色の刺激が強そうな黄色の壁紙も貼り方や色の選び方で工夫ができそうです。
やはり原色の黄色は鮮やかで刺激的な色ですが、便器後ろのアクセントクロス以外の床・壁を白にしてしまうとそれほど強すぎる印象にはなりませんね。
原色の黄色は心理的作用の腸活発化以外でも清潔感を与えることができる色ですので、使いすぎなければトイレにはピッタリの色の壁紙です。
同じ黄色でも少しくすみを入れた黄色の壁紙ならといれの壁全体に配色しても、それほど刺激的な印象にならずにすることができます。
事例のように一部分にアクセントとして黄色の花柄をいれると程よく賑やかな印象になりますね。
くすみ色にしすぎると、今度は汚れてしまったような印象になるので、事例のくすみの黄色具合がベストですね。
オレンジ色の壁紙
大人にも子どもにも好かれる色のオレンジ色の壁紙を使った事例です。
程よく温かみを感じる色で安心感を感じられます。
また、オレンジ色は暖色系の色なので寒い冬の日でも気持ち的には暖かく感じられるのではないでしょうか?
緑の壁紙
黄色と同じく少し使いづらい印象のある緑色の壁紙ですが、くすんだ色を使うこととトイレのインテリアの工夫でお洒落な空間にすることができます。
写真のようにクリームがかった緑色でも額縁のインテリアを添えることと、床をヘリンボーン柄のフローリングにしたり、手洗いを味わいのある木目にすることで、海外インテリアのようなオシャレな空間にすることができています。
黄色のアクセントクロスの時と同様に少しくすみがかったグレーグリーンを使うとトイレの壁全面につかうととても落ち着いた空間になります。
海外でも人気のグレイッシュカラーを使うことで、どこか外国のような雰囲気にもなっています。
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色から壁紙を選ぶ
紫の壁紙
一見難しそうな紫の壁紙もトイレの一面のみにアクセントクロスとして使用すると思った以上にしっくりくるはずです。
リビングのような壁の一面が大きいところでは印象をもろに変えてしまいますが、トイレのような狭い空間であれば落ち着いた空間にすることができます。
また、写真のタイル調の床材と合わせると中世のヨーロッパに出てきそうなトイレのインテリアになりますね。
便器後ろの壁一面のみのアクセントクロスの場合、入ってきた時の印象が強く、用を足しているときは、視界に入らないのでそれほど抵抗なく使うことができます。
また、サイドの壁紙は白色にすることで、清潔感も感じられます。紫色は程よく使う程度が理想になってきます。
紫色はインパクトが強い色ですが、床材のタイルと合わせることでお店のような空間になっています。
ピンクの壁紙
男性の方であれば敬遠しがちのピンクの壁紙ですが、パステル調の優しい色を一面だけのアクセントクロスにすれば案外しっくりくるのではないでしょうか?
ピンクの壁紙はそれだけでインパクトが強いため、トイレの中の他のインテリアはできるだけシンプルにしたいところですね。
青色の壁紙
明るめのブルーグレーとタイルを組み合わせた事例です。
インダストリアルインテリアな雰囲気を出しつつも、ブルーグレーのアクセントクロスのおかげで、ゴツさが中和されて誰でも楽しめる優しいインダストリアルな空間になっています。
こちらは紺色に近い青色のアクセントクロスを使った事例です。
濃いめのフローリングとの相性が抜群で、落ち着いた大人な雰囲気になっています。
こちらは限りなくグレーに近いブルーグレーの色を使っています。
4方をブルーグレーで施すとかなり重厚感あるどっしりとした雰囲気になりますね。
グレーは沈静色と言って落ち付いた印象にする働きがあるので、青色は好きだけど、落ち着いた空間が好きという方はブルーグレーの壁紙をオススメします。
オシャレなcafeにありそうなトイレ事例です。
青色の壁紙で囲まれると、とても落ち着いてた印象で、静けさすら感じるほどの静寂感すら感じます。
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黒×木目の壁紙
ホテルのようなトイレにしたいなら間違いなく、黒色の壁紙と木調の壁紙を合わせるのがオススメです。
黒色の壁紙と木調壁紙の組み合わせの特徴は床材が白でも黒でも木材でもほとんどの場合に似合ってしまう点です。黒と木調の組み合わせ自体に高級感があるので、どれくらい気品のある空間にしたいかで、床材を選ぶといいでしょう。
リフォームで壁紙だけ交換する場合には床材をきにしなくてもいいので、オススメの組合せの壁紙でもあります。
上の事例のように壁一面だけでも高級感を演出することできますが、それらを空間全体に施すと効果は絶大なものになります。
下の写真がその一例になります。
こちらは木調ではなく本物の木を使っているようですが、それを差し引いても気品あふれるトイレのインテリアになっています。
黒色の壁紙には締まりの効果と高級感の演出効果が抜群ですね。
グレーの壁紙
こちらの事例は個人的にも好きなカラーコーディネート事例です。
ライトグレーの壁紙とライトベージュのタイルとの組み合わせは相性抜群です。濃いめのフローリングが締め色になっていますが、明るいフローリングでも似合いそうな配色の壁紙です。
グレーとベージュの壁紙の組み合わせにすると、デンマークなどで見られるような海外インテリアの雰囲気になるオシャレな組み合わせです。
先ほど、グレーには沈静作用の心理効果があるとお伝えしましたが、他には脳を休ませてくれたり、警戒心を和らげる働きがあると言われています。
上の写真のように濃いめのグレーの壁紙を使うと、嫌な事全てを無にできるような落ち着かせてくれる空間になります。
また、グレーには「洗練さた」というイメージが強く、トイレのインテリアにも相性が良い色と言えます。
柄の壁紙から選ぶ
ここからは柄の壁紙を使った事例をご紹介します。
リーフ柄の壁紙
水色を基調としたリーフ柄の壁紙を使った事例です。
水色の柄だとそれほどごちゃごちゃせず、爽やかな空間になり、トイレのインテリアと相性がいいですね。
壁紙以外のインテリアをできるだけシンプルにすれば多少の柄が入っていても気にならないのが分かります。
小物などを置かずシンプルにきめたい方は、むしろ柄物の壁紙を使うのはいい方法だと思います。
派手さ抜群の自然をモチーフにした壁紙
こちらは輸入壁紙を使った事例です。
輸入壁紙らしいダイナミックな絵柄が特徴的で、まさに海外のような空間です。
小物を置くところは単色の壁紙を使い、柄付きの輸入壁紙の部分は何も置かずにシンプルにしていることで、トイレという狭い空間でも落ち着いた空間になっています。
ダマスク柄の壁紙を全面に使う
ダマスク柄の壁紙を使った事例です。ダマスク柄は高貴なイメージがあり、清潔感を大事にしたいトイレにおいては、管理が行き届いているようなしっかりした印象を与えることができ、実はピッタリの柄なのです。
また、柄の壁紙の貼り方ですが、一般的にトイレに柄物アクセントクロスを使う場合、小さい面に使った方が良いとのレポートをよく目にしますが、これは今までの体験から言えば真逆であると考えています。
もちろん、小さい面に使うことがダメなのではなく、トイレのような小さな空間でも大きく柄物の壁紙を使っても良いということです。
柄物の壁紙は小さい面では細々とした印象になってしまうことがありますが、思い切って壁何面かにわたって柄物の壁紙を使うことで、その柄本来のイメージを存分に味わうことができます。
色付きに白抜きの柄の壁紙
先ほどの事例でもそうですが、柄ものの壁紙を使ってみたいけど、派手かなぁと思われる方は、色付きの壁紙に白抜きで柄をデザインしているアクセントクロスを選ぶと派手さを落ち着かせつつオシャレなトイレにすることができます。
柄もののアクセントクロスを使っているだけで、不思議とオシャレだと感じてしまいますよね。
アクセントクロスとタイルを掛け合わせる
シンプルな単色のアクセントクロスを使う場合に、何か物足りないと感じたり、もう少しデザイン性の高い、こだわりのあるインテリアにしたいと思う人は意外に少なくありません。
そんな時はタイルをアクセントクロスに合わせることで、こだわりの空間を作ることができます。
上の事例のように手洗いカウンターの上の部分にタイルを張ったり、腰壁のように腰の部分までタイルを張ると、デザイン性がかなり増してオシャレなトイレのインテリアにすることができます。
アクセントクロスとモールディングを掛け合わせる
先ほどのタイルと同様にモールディングという化粧材(見切り材)を使うことで、海外インテリアのようなオシャレなインテリアにすることができます。
モールディングは元々貴族などの家に使われていた為、トイレに使った場合もチープな印象がなくなり、屋敷のような豪華なトイレのインテリアにすることができます。
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トイレの壁紙(アクセントクロス)まとめ
トイレのような清潔を保つ必要がある狭い空間では、清潔感のある印象や、落ち着いた気持ちになれる色の壁紙を選ぶこと、また心理作用を使った色選びをすることもオススメです。
また、リビングや寝室などでは使えない柄物の壁紙も使いやすい環境の為、アクセントクロスとして使ってみるのもオススメです。
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