【オシャレな寝室インテリア】色とテイスト別でコーディネート事例を紹介!

寝室のインテリアは良い睡眠を促すコーディネートであることが前提条件にあります。

その上でどういったインテリアコーディネートが寝室には良いか考えてみましょう。

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寝室インテリアをコーディネートするうえで重要な事

寝室のインテリアをコーディネートするうえで重要な事が下記の4つです。

  • 良い睡眠を促すインテリア
  • レイアウトする家具を考える事
  • インテリアのテイスト別のデザインを知る事
  • 寝室ならではのインテリアコーディネート方法

この4つを考える事で、最適な寝室のインテリアを作ることができます。

良い睡眠を促す寝室のインテリア

では、良い睡眠を促すためにはどんなインテリアにすれば良いのでしょうか?

大切なことは下記の3つ。

  • 色の効果と色の数
  • 落ち着いた照明
  • 静かな環境(静かな音)

それぞれ具体的にどんな効果があるのか、どんなインテリアにすればよいか見ていきましょう。

色の効果と色の数

寝室で使うおススメしたい色は3つ。

  • 青色
  • 茶色
  • 緑色

この3つはどれもリラックス効果を持った色なので、寝室のインテリアにはピッタリの色です。

ただし、色の数は2つ多くても3つおさえた方が騒がしくないインテリアにすることができます。

騒がしいインテリアになると落ち着て寝る事もできなくなりそうです。

では、寝室の色別の効果を見ていきましょう。

青色

青色にはリラックス効果や睡眠導入を促す効果があるとされています。

血圧を下げる効果や清潔感のある色というイメージから心と体を落ち着かせる働きがあると思われます。

ただ、色の効果として体温を下げる効果があるとされているので、冬には少し寒いイメージを持ってしまう可能性も覚えておいた方が良いでしょう。

茶色

茶色は温かみを感じさせる色で、緊張をほぐしてくれる効果があります。

大人っぽい印象の寝室にしたい方にはもちろんのこと、安心感を感じる色なので小さい子どもなど万人におすすめの色です。

緑色

緑色には癒し効果はもちろん、疲れた目を休ませる効果があるとされています。

勉強で疲れた子どもがそのまま寝る勉強部屋などにもピッタリかもしれません。

いわゆるアースカラーと呼ばれるこれらの色はみな心理的に落ち着ける効果が多く、リラックスした状態でいたい寝室にはピッタリの色と言えます。

オススメした3色は明るめの色から濃い色までそれぞれに効果があるので、自分に合った色を選んでみるのも良いと思います。

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落ち着いた照明

寝室の照明はリビングなどとは違い明るさ優先の照明ではいけません。

家の中で一番照明計画を考える必要があるのが「寝室」です。寝室の場合「寝る」という大切な行為が行われる場所であり、睡眠次第で体調や仕事のコンディションなどにも大きくかかわる大切な要素です。

睡眠誘導に最適な照明を選ぶことで、ぐっすりと寝ることができます。寝室に入った時点から良い睡眠をとるための時間は始まっています。

具体的には「間接照明」と「多灯照明」の組み合わせが有効的です。

直接光は目への刺激が強く、交感神経が優位になってしまい、脳が活動的な状態になってしまいます。

間接照明は光が壁などに反射して目に入る優しい光の為、副交感神経が優位になりやすくリラックスした状態になる事ができます。

ただどうしても、間接照明を一つ導入しても寝室全体は暗いままなので、間接照明を複数導入する多灯照明にすると良いでしょう。

部屋全体で間接照明をコーディネートすると、寝室全体の雰囲気も良く、1ランク上のインテリアになったような感覚にもなってくれます。

ベッド横の照明

天井から降りそそぐ眩しい照明では交感神経が優位(気持ちがたかぶる状態)になり、上手に睡眠に入れなかったり、眠りが浅くなってしまします。

ポイントは天井より少し低い位置から柔らかい光の照明にすることです。そうすることで、目に刺激が強くない光になり副交感神経を優位(リラックスした状態)になり、良質な睡眠をとることができます。

寝る30分くらい前にはメイン照明を消して、ベッド横の照明(間接照明)だけにするといいとされています。

静かな環境(静かな音)

家自体の構造や仕上げ材、断熱材によっても大きく左右されてしまいますが、防音カーテンを導入するだけでもある程度効果を感じることができるはずです。

静かに寝ているときに、外からの車の音などで起きてしまうとせっかくの熟睡も台無しです。

寝室で使うインテリア家具

寝室でよく使われる家具の種類は

  • ベッド
  • ベッド用照明
  • サイドテーブル
  • ミニデスク
  • ミニチェスト

ほとんどの方がベッドを必要とされると思いますが、できればそれにプラスしてベッド用照明をプラスしたコーディネートをして欲しいです。

それ以外のサイドテーブルやデスク、ミニチェストは必要であればで問題ありません。

まずは、ベッドとベッド用照明(間接照明)を使ったコーディネート方法を見ていきましょう。

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寝室のコーディネート方法

寝室で非常に重要になってくるのがベッドの向きです。

ここで言うベッドの向きとは東西南北のことではなく、窓に対しての向きです。

ちなみに嫌われがちな北向きのベッドは意外と悪くなく、地球の北向きに流れる磁気を考えると身体の血流を良くしてくれる可能性があったり、風水はあまり詳しくはありませんが、子宝や夫婦円満という話も聞きます。

なので東西南北はそこまで気にせずにレイアウトすれば大丈夫です。

話は戻って、寝室のベッドの向きを考えるときは、窓に対してベッドの頭をもって来ると熟睡を妨げる可能性があります。

窓からは微量なり冷気が流れてくるため、身体を冷やしてしまい熟睡を妨げしまったり、体調を崩しやすくする原因にもなります。

また、起きる時間帯によっては日差しで起きてしまい、睡眠時間の確保ができない方もいます。

そのため、ベッドの頭はできるだけ窓に近くない場所に設置するよう気を付けましょう。

基本的には、窓側にベッドの頭をもってこなければよいのですが、ベッドのサイドと足元の通路を60センチ以上確保する必要があります。

ベッドの配置が決まったら、出来ればそこにナイトテーブルを置き、その上に間接照明を取り付けるとリラックスできる照明コーディネートするといいでしょう。

ベッドをくっつけて使う場合は、ベッドの両サイドにナイトテーブルを置き間接照明を設置しましょう。

ベッドをそれぞれ独立してコーディネートする場合は間にナイトテーブルを置き、間接照明を設けます。

物を置くスペースが少ない寝室ではナイトテーブルを置くと、スマホや寝る前の本などを置くなど使い勝手がとてもよくなります。

寝室が狭い場合のレイアウト方法

寝室が狭い場合は、家具全体の高さを低くすることが鉄則ですが、寝室の場合ではローベッドにすることで、その効果が発揮されます。

ただ、気を付けなければならない点として、ローベッドにするなら、それ以外の家具もロータイプにすることです。

ベッドが低いのにハイチェストがあったりするとアンバランスな部屋になってしまいますからね。

ローベッドは、狭い部屋でも圧迫感なく使える点や、ベッドの周りを歩きやすいメリットがあります。

ちなみにハイベッドのメリットは、高級感が出しやすい点や、ベッドからの座りやすい立ちやすいがあげられます。

オシャレなベッドメイキング

寝室のインテリアはベッドが与える印象が強いため、ベッドメイキング次第で大きく雰囲気を変えることができます。

北欧風のベッドメイキング

シンプルな北欧柄のベッドリネンは部屋全体の印象を崩さず、オールマイティに使える万能アイテムです。

ベッドリネンを使うときのポイントはベッドよりも大きめのベッドリネンを使う事です。両側、足元にもしっかりとベッドリネンが掛かることで、雰囲気の良いインテリアにすることができます。あと、大きめのベッドリネンを使うと冬も暖かです。

高級感あるホテル風なベッドメイキング

高級感やホテルのようなベッドメイキングにしたい場合は、北欧風のとき同様大きめのベッドリネンを使うことがポイントです。

使う理念もダークベージュやベロア素材のものを使うと高級感を演出することができます。

同様に枕カバーもダークベージュ系の物を使うとさらに高級感を演出することができます。

1点気を付けるべきポイントは暗くなりすぎないようにライトベージュや白色系のクッションやベッドシーツを組み合わせると、ゴテゴテせずに清潔感のあるインテリアにすることができます。

アクセントになるベッドリネンを選ぶ

もしインテリアがとてもシンプルで味気ない時は、家具などでデコレーションせずにベッドリネンをアクセントにする方法があります。

上の事例写真でいえば、くすみ系のピンクをアクセントにしています。

ベッドリネンは部屋に対して面積が大きい為、あまりに印象の強い系の色をチョイスすると部屋がうるさく感じてしまうので、事例くらいのピンクや、マスタード色、くすんだ薄い紫色、グレーブルーなんかもオススメです。

寝室ならではのインテリア、ベッドボードを楽しむ

ベッドボード一つで寝室の雰囲気が大きく変わるので、寝室においてのベッドボード選びはとても重要です。

木のベッドボードや写真のようなファブリックのベッドボードなどその素材感やデザインで好みに合ったインテリアに仕上げることができます。

もともとベッドボードが付いてないベッドの場合は、壁とベッドの間に挟み込むだけで、即席のベッドボードを取り付けることができます。

むしろ、季節や時期によってベッドボードを気軽に取り換えられるので、なやんだらベッドボード無しという選択肢もありかもしれません。

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テイスト別、寝室インテリア

寝室のインテリアテイストを決めるときは、自分の好みはもちろん、清潔感や落ち着き感など自分がそこにいて落ち着いた気持ちになれるか考えながら決めることが大切です。

インテリアテイスト別に寝室インテリアをご紹介するので、そこで落ち着いて寝られるか考えながら見ていきましょう。

モダンインテリアの寝室

清潔感を感じやすいモダンインテリアは寝室にも最適なインテリアスタイルですね。

ホテルのような雰囲気のインテリアにしやすく、安心した眠りをつくれそうです。

ナチュラルモダンの寝室

モダンスタイルに無垢の木材などの素材感を生かしたインテリアスタイルのナチュラルモダン。

自然素材は心理的に落ち着ける効果を持っているので、安眠しやすい空間がつくれます

トラディショナルスタイルの寝室

トラディショナルインテリアは落ち着いた雰囲気を楽しめます。

コチラの事例は寝室におススメな青系の色を使ったインテリアで、格式の高さを感じつつも、質の高い睡眠もとれそうなインテリアになっています。

ホテルインテリアの寝室

優雅なホテルインテリアの寝室に憧れる方も多いと思います。

グレーやベージュを基調とするインテリアが多く、落ち着きのある雰囲気が素敵です。

トスピローと呼ばれる小さなクッションをいくつもベッドの上に並べるとホテルテイストなインテリアにぐっと近づきます。

リゾートホテルな寝室

茶系のアクセントカラーを多めに使ったリゾートホテルスタイルのインテリアは落ち着いた印象で寝室にもピッタリです。

写真のようにネイビーやマスタード色などの差し色をくわえると、平凡なインテリアにならずに楽しめそうです。

ナチュラルインテリアの寝室

ナチュラル系のインテリアは副交感神経が優位になりそうなリラックスした空間になりそうです。

柔らかい素材、優しい色のファブリックでさらにナチュラルな雰囲気になっています。

和インテリアの寝室

落ち着いた雰囲気の和インテリアは旅館にいるような気分でぐっすり寝られそうです。

家具自体も低いものが多いので、狭い部屋にもおいても圧迫感のないインテリアにもなりますね。

カントリーテイストの寝室

木材をふんだんに使った屋根は目を閉じるまでの間ずっと気持ちを癒してくれそうな雰囲気です。

グレイッシュな色を差し色に使うことで良い意味で引き締まった印象のカントリースタイルの寝室になっています。

ラスティックインテリアの寝室

自然素材をふんだんに使ったラスティックインテリアは気分を落ち着けてくれそうなインテリアです。

個性的な寝室が欲しい人にはオススメのインテリアです。

寝室でやってはいけないインテリア

寝室は当たり前ながら「寝る」という大切な行為を行う部屋です。

そのため寝室では「寝る」ことを最優先したインテリアを考える必要がありますが、その逆で寝室ではやってはいけないインテリアを抑えておきましょう。

赤色など交感神経を優位にするカラーコーディネート

赤色の寝室

赤色など交感神経を優位にする色は眠りを妨げる働きをするため、できるだけ使用しないようにしましょう。

例えば赤色はアドレナリンが出やすくなったり、心拍数を上げたりなどの働きがあると言われ、リラックスしたい寝室では不向きな色になっています。

どうしても赤色が使いたい時は、パステル系の色にするか、黒色が混ざったくすみ系の色などにすることで効果を抑えることができます。

明るすぎる照明

明るい照明は赤色などと同じで、眩しい光は交感神経が優位になってしまうため優しい光の照明を心掛けましょう。

直接光の照明は避け、間接照明やフロアランプなど低い位置からの照明がオススメです。

背の高い家具

意外と見落としがちなことが家具の高さ。寝室では背の高い家具があると、寝ている時に迫ってくるもしくは倒れてきそうな圧迫感や緊張感を生んでしまい睡眠に対してあまりよくありません。

それに寝ている時に大きな家具が倒れてきたら本当に大変です。寝室は腰くらいまでの家具がオススメです。

寝室の照明

寝室の照明はオシャレなインテリアの要素以上に睡眠に対して意識する必要があります。

照明計画を怠ると良質な睡眠がとれません。

光量を抑える、柔らかい光を意識する

先ほど前述しましたが、寝る前に眩しすぎる光の中ですごすと睡眠に入りづらく、良質な睡眠をとることができません。

光量を抑えて柔らかい光にしたり、間接照明を取り入れるようにしましょう。

明るすぎる照明は寝る前に太陽を浴びるようなものです。

暖色系の照明を使う

寝室の照明では電球色がオススメです。オレンジがかった柔らかい光で、リラックス効果があります。

逆に昼光色や昼白色など青白い照明は作業には適していますが、寝室ではリラックスしにくい空間になるので、オススメできません。

大型の照明は使わない

ベッドに寝転んで見上げた先に大型の照明があると緊迫感が生まれなかなかリラックスすることができません。

寝室の照明では大型のペンダントライトは向きません。

寝ている最中に地震などで、頭上の照明がブランブラン動いていたら、とても怖いです。

寝るときの頭上の設置しない

先ほどお伝えしましたが、頭上に照明があると緊迫感を感じたり、万が一地震が起きてしまったときに安全ではありません。

寝室インテリアコーディネートまとめ

寝室は人生の1/3を占める眠りをサポートする大切なお部屋です。

自分が本当に落ち着ける空間(インテリア)を探して、良い眠りをサポートしてください。

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