8畳のお部屋をオシャレにレイアウト【真似できるインテリア】

今回は8畳のお部屋のレイアウト方法について。

一人暮らしの賃貸でも人気のある広さが8畳以上あるお部屋になってきますが、実際に家具はどれくらい置けるのか、6畳とそれほど変わらないのでは?と感じる方も多くいらっしゃると思います。

8畳のお部屋の家具のレイアウト案と、お部屋を広く感じさせるインテリア方法を併せてご紹介していきます。

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8畳の部屋の広さは?6畳の部屋とどれくらい違うのか?

6畳の間取りには

  • ベッド、テーブル、テレビ台
  • ベッド、テレビ台、机

のこの2パターンがメインの家具になります。

もちろんベッドを置かなければ他のレイアウトも出てくるでしょうが、布団を床敷きする方はこのサイトに来ていないと思いますので、そういったか方々に向けて書かせて頂きます。

では、この6畳に2畳が加わると何が変わるのでしょうか?

2畳がどれだけのサイズか?

まずは+2畳されるとどれだけの空間が増えるのか?

面積でいえば約180cm×180cmが2畳分になるわけですが、これだけのスペースがあるとソファや収納家具(シェルフやチェスト)が置けるようになります。

スペース的にはもう一つベッドが置けるくらいのスペースなので、シングルベッドからセミダブルやダブルベッドに変更しても大丈夫です。

一人暮らしで憧れのアイテムと言えばやはりソファですが、このソファが余裕をもっておけるのが8畳という部屋になります。

8畳の家具レイアウト例

実際に8畳のお部屋で可能なオススメのレイアウトを見ていきましょう。

ソファ中心のレイアウト(横長の部屋)

8畳レイアウト

8畳の部屋よベースになってくる一般的なレイアウト例です。

主要になる家具が全て部屋の周りに配置されている為、中央にスペースができ圧迫感もなく、またソファ中心の生活であれば、全ての起点が部屋の中心の為、動線的にも優れたレイアウトです。

居住スペースと就寝スペースを分けるレイアウト(横長の部屋)

8畳レイアウト

コチラのレイアウトは、居住スペースと就寝スペースをしっかり分けたレイアウト案です。

パーティション代わりに大きめのラックを使うことでスペースを分ける事ができます。

1ルームスペースを1LDKのように使うことができます。

寝るスペースをしっかり分けたい人に向いています。

それぞれのスペースを確保したレイアウト(横長の部屋)

8畳レイアウト

一つ目のレイアウト案に似ていますが、それぞれのスペースが比較的しっかり分けられたレイアウトです。

右側に居住スペース、左上に就寝スペース、左下にワークスペースとしっかり別れているので、メリハリよく暮らしたい人に向いているレイアウトです。

インテリア上級者の雰囲気が出せるレイアウト(横長の部屋)

8畳レイアウト

コチラも居住スペースと就寝スペースを分けたレイアウト案です。

テレビボードで中心に配置している珍しいレイアウトで、インテリア上級者のようなこ慣れた雰囲気が出ます。

ただし、家具がダサいとただのダサい部屋になってしまう、まさにインテリア上級者向きのレイアウトです。

海外のようなオシャレなレイアウト(横長の部屋)

8畳レイアウト

先ほど上級者レイアウトと似ていますが、ソファを中心にしたレイアウトの為、案外マネしやすいはずです。

ソファの背面にローボードを配した家具の置き方は海外ではよくする手法で、かなりオシャレに見えるレイアウトです。

また、大型のテレビであれば、ベッドからでも余裕で視聴できるので、意外と過ごしやすいです。

正方形の部屋は4分割してレイアウトする

8畳レイアウト

次は正方形に近い8畳のお部屋のレイアウト案です。

正方形に近い場合、エリアを4分割して右上、右下、左下、左上のスペースに何を持ってくるかが基本のレイアウトになります。

上のレイアウトがベッドに対してソファの背を向けるレイアウト案で、下がベッドと居住スペースが平行になっているレイアウト案です。

見た目の好みや動線的な好みで決めてしまって問題ないと思います。

8畳レイアウト

家具を斜めに配置して空間に動きを作るレイアウト(正方形の部屋)

8畳レイアウト

テレビとソファを斜めに配置したレイアウト案です。

少しアクロバティックなレイアウトに感じるかもしれませんが、空間に動きがでて、とてもお洒落に見える配置の仕方です。

規則的なレイアウトに飽きた人は一度挑戦してもらいたいレイアウトです。

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インテリアテイスト別8畳インテリア

8畳の広さではどんなインテリアにできるのか、インテリアテイスト別に見ていきましょう。

北欧インテリア

ソファとベッドを置いても狭さを感じさせない8畳のオシャレなインテリアです。

色合いを北欧調にすることで、広がりを感じさせます。

脚が細いテーブルとグレーのラグマットの組み合わせも、床面を広く見せる効果があります。

アクセントカラーも抑えぎみに、全体のトーンを抑えることで落ち着いた雰囲気に仕上げています。

写真の部屋はちょうどベッドが収まるスペースがあるので、ベッドの存在感を感じることがありません。

このようにうまくスペースを利用してベッドやソファをレイアウトすれば、8畳の部屋を広く演出できます。

モダンインテリア

こちらは8畳をオシャレに、モダンな雰囲気にしたインテリアです。

柄の入ったベッドカバーと壁に掛けた絵が、シンプルなインテリアをオシャレに演出しています。

チェストの色と枕カバーの色を茶色に揃えていますが、このように使う色の数を少なくすることで、落ち着いた雰囲気に仕上げることができます。

ベッド周りを充実させた、疲れを癒せるインテリアとして参考になるでしょう。

シンプルインテリア

こちらは部屋にソファを置かず、シンプルなレイアウトに仕上げた8畳で参考にしたいシンプルインテリアです。

テレビは壁に掛けることでテレビボードを置かず、テーブルの代わりにデスクをレイアウトしています。

このデスクも、ふたつのチェストに板を渡すだけという、シンプルな造りになっています。

ただしシンプルな部屋は無機質になりがちなので、小さな絵を多く飾ってオシャレに演出しているのがポイントです。

シャビーシックインテリア

こちらは伝統的なスタイルのシャービックインテリアに仕上げた8畳のインテリアです。

アンティーク調のチェストと鏡、シャンデリアの照明がオシャレな雰囲気を演出するポイントです。

また部屋の中央にベットをレイアウトしていますが、白を基調としているので8畳でも圧迫感は感じません。

さらに薄い柄のマットを敷いておくことでベッドと床の境界が曖昧になるので、部屋に広がりを感じます。

ミッドセンチュリーインテリア

こちらは1960年代を感じさせるミッドセンチュリースタイルの8畳インテリアです。

窓からの明かりをうまく取り入れたレイアウトデザインであることがポイントです。

重厚感のある色調と木目調のデスクがポイントとなります。

鮮やかな濃いピンクのベッドカバーも、さらにミッドセンチュリーの雰囲気を醸し出しています。

カーテンとマットも落ち着いた色にすることで、8畳の部屋全体の雰囲気を統一させています。

西海岸インテリア

西海岸風のオシャレな8畳のインテリアです。

壁のアクセントカラーをうまく活用して西海岸の部屋を感じさせます。

濃いブルーのソファとウッドチェア、さらにウッド調のベットが雰囲気を醸し出しています。

ソファとベッドカバー、マットをブルー系に統一しているのがポイントです。

マリンブルーカラーを取り入れるだけで、簡単に西海岸風の8畳インテリアを作り出すことが可能となる実例です。

男女別オススメ8畳インテリア

続いて、男女別にオススメの8畳のオシャレなインテリアをご紹介します。

女性にオススメのスモーキーピンクコーデ

スモーキーピンクを取り入れた、北欧モダンスタイルの8畳インテリアです。

シンプルながらもアクセントクロスとソファの色を合わせているところがオシャレです。

脚の細いガラステーブルとアーム素材のソファをレイアウトすることで、部屋を広く演出しています。

ソファのスモーキーピンクを引き立てるために、ほかにはあまり色を使っていません。

またラグマットを敷くことでピンクが浮くことなく、部屋の雰囲気を落ち着いた雰囲気になります。

男性にオススメのブラックコーデ

こちらはブラックを基調とした、コンテンポラリースタイルの8畳インテリアです。

シドニーの部屋をイメージして、大きな本棚をレイアウトしています。

テーブルもダークウッドのコーヒーテーブルを置くことで、シックな雰囲気を演出できます。

インテリアに使う色の種類を抑えることが、オシャレなコンテンポラリースタイルのポイントです。

ベッドをソファ代わりに使えるレイアウト方法

8畳の部屋にソファとベッド、さらにテーブルを置くと手狭になります。部屋を広く使いたい場合には、何か家具を減らさなければなりません。

そこでベッドをソファの代わりに使えるようなレイアウトを考えてみましょう。

まず問題になるのは、ベッドには背もたれがないということです。

ただ腰掛けるだけであれば、ベッドをそのまま置くだけで済ませることができます。

しかし部屋でリラックスするためには、背もたれは必要でしょう。

そこでクッションを多く用意して、背もたれ代わりにする方法があります。

またソファとしてもダイニングチェア代わりとしても使うのであれば、座面の問題もあります。

テーブルの高さに合わせて、ベッドの高さも考えることが大事です。

あるいはベッドでの座面に合わせて、テーブルを購入することになるでしょう。

デイベッド、SSサイズベッドを取り入れる

ソファの代わりにベッドを置くスタイルとして、デイベッドをレイアウトする方法もあります。

デイベッドはソファベッドと違い、背もたれはそのままにソファからベッドにできる便利なアイテムです。

写真の実例はコンパクトなサイズのデイベッドを置いているので、もうひとつコンパクトなソファを置いています。

ソファもベッドも存在感があまりないので、8畳の部屋もそれほど狭さを感じません。

SSベッドは幅が80センチしかない為、圧迫感が少なく、狭い部屋でもスッキリと見せる事ができます。寝相が悪くなければ取り入れてもいいかもしれません。

小さいベッドで部屋を広く使う目的

8畳の部屋はワンルームや1Kでは広いほうですが、ベッドとソファ、テーブルを置くとさすがに狭くなります。

コンパクトなベッドを置けば部屋を広く使えますが、寝心地も確保しなければなりません。

そこで小さめなベッドを選ぶ時には、横幅はしっかりと確保しつつベッドレスタイプを選ぶなどの工夫が必要です。

また単に部屋を広く確保するだけではなく、快適に過ごせるようにしましょう。

そのためには部屋のテーマを決めて、ほかにどんなアイテムを置くのかを考えることをオススメします。

たとえばブルックリンスタイルであれば、本棚を置くだけで雰囲気を出せます。

ほかにもチェストやデスクなど、インテリアテーマによって必要となるアイテムは変わります。

それらを配置できるように、寝心地のよいコンパクトなベッドを選ぶようにしましょう。

8畳の部屋でも広く感じさせるコーディネートのコツ

8畳のお部屋は広いようで、家具を置いてみると思いのほか狭く感じるはずです。

どうすればコーディネート広く感じられるか、どんな家具を選べばよいかご紹介します。

ロータイプの家具でそろえる

ロータイプとは背の低い家具という事です。

背がい高い家具が並ぶと圧迫感を感じてしまうはずです。

たしかに背の高い家具は格好いいのですが、8畳の部屋ではできれば控えた方が無難です。

背の高い人に囲まれた時に圧迫感を感じますが、似たようなものです。

高さを100cmくらいまでに抑えると効果を感じられるはずです。

脚つき家具でスッキリとみせる

脚元がスッキリしている家具を使うと、部屋を広く見せる効果があります。

床が見えることで、床面積が広く感じられるからです。

人は空間面積と床面積で広さを感じている為、脚付き家具で足元をスッキリさせ床を見せられる家具は効果が高いです。

シンプルな家具を使う

ゴテゴテしたデザインの家具を使うとどうしても騒がしい空間に感じてしまう為、空間面積よりも狭く感じてしまうことがあります。

意匠的なデザインの少ないツルっとしたデザインの家具を使うと広く感じられます。

空いたスペースを作る

ここまで読むとわかっていただけると思いますが、お部屋が狭いか広いかはもともとの部屋の広さではなく、家具を置いた後の空間面積と床面積から感じるものです。

ですので、スペースが空いているからといって、むやみやたらに家具を置かずに、スペースを作ってあげることが大切です。

一般的には空間面積の30%までが家具を置いていい割合と言われています。8畳でいうと2.4畳分は家具で埋めてもいいという事です。

ベッド下の収納を充実させる

8畳のお部屋は収納家具を置くにはどうしても狭いはずです。

そんな時は、ベッド下のスペースを有効活用しましょう。

狭い部屋では脚元をスッキリさせたいので、ベッド下の収納は奥の方までしまいこみたいところです。

8畳の狭い部屋でもオシャレに見せるポイント

8畳という限られた狭い部屋では、家具などの物の見せ方が非常に重要になってきます。

狭い部屋でもオシャレに見せるポイントは、「細かな家具や雑貨を置きすぎない」という事。

実はこれを守るだけでも、何故かセンスが良いと感じてしまうほど、重要なことなのです。

私の経験から言うと、小ぶりな家具が沢山部屋にレイアウトしてあってもごちゃごちゃと感じるだけのことが多く、それであれば存在感のある家具が1つ置いてあるだけの部屋の方がオシャレに見えます。

どうしても色々な家具を置きたくなってしまいますが、1つの家具にこだわってインテリアをレイアウトした方が断然オシャレな8畳インテリアにすることができます。

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Posted by koh