お部屋に枝物を飾って、ワンランク上のインテリアへ!

少し前からブライダルの装花やインテリアショップのディスプレイなどでもよく見かけるようになった枝物。生花とはまた違う、凛とした爽やかさがありますね。切り花と比較すると、お手入れの少なさや、また長く楽しむことができコストパフォーマンスが良いことも魅力のひとつです。最近では生花店での取り扱いもたくさんありますので、ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。そんな枝物をご紹介していきます。

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1.ユーカリ

庭での地植えや観賞用のプランターなども人気のユーカリ。その人気もあって生花店での枝物の取り扱いもとても多いです。春の季節のものですが、比較的どの季節でも入手しやすい点も良いですね。お値段も安価なものが多いです。わたしの行く花店では300円くらいから置いてありました。立派な枝物や切り花に分類される茎っぽい部分でカットされているものもあり、好みのボリュームも見つけやすいですね。北欧系はもちろん、少しインダストリアルが混じったかっこいいインテリアとも相性は良いと思います。

ちなみにユーカリはとってもドライフラワーにしやすい植物。きれいに水分が出ていきやすいので、ドライフラワーするのもおすすめです。

2.ドウダンツツジ

いわずもがな人気のドウダンツツジ。枝物人気の火付け役ではないでしょうか。ドウダンツツジこそ、ブライダルの宣材写真で目にする機会が多いと思います。最近はインテリアショップなどでもよく見かけますね。

ドウダンツツジは夏の植物なので春の終わりごろから生花店にも並び始めます。店舗によっては、紅葉する植物なので秋頃に赤く色づいたものを置いている場合もあるかもしれません。価格は500円くらいから、大きい立派なものになると数千円のものもあります。

左右に丸く広げる華奢な枝と可愛らしい小さな葉がとても魅力的です。ドウダンツツジひとつでお部屋の雰囲気が格段に良くなりますよ。ナチュラル系、北欧系のお部屋におすすめです。

3.ウンリュウヤナギ

くねくねと細い枝を伸ばしていくウンリュウヤナギ。その龍のひげのような形状からドラゴン柳とも言われます。どんなインテリアとも相性が良いので、お部屋のテイストに係らず取り入れやすいと思います。葉を付けていない状態で店頭に並んでいますが、春から夏にかけて綺麗な黄緑色の葉を付けます。なぜ葉を付けていない状態で販売されているかというと、葉をつけ出すとどんどん枝が黒ずんでいってしまうためです。葉を楽しんでも良いのですが、長く楽しみたい方は新芽を摘んであげるといきいきとした枝が長持ちしますよ。

ですが、動きのある細い枝に付ける小さく繊細な葉はとても可憐です。夏ごろにこのようなウンリュウヤナギに出会う事があれば、この季節限定ということもあり、是非楽しんでいただきたいです。長く楽しみたい方は新芽や枯れた葉を摘んであげるといきいきとした枝が長持ちしますよ。

季節は秋~春頃までと長期に渡って取扱いが多いことも嬉しい点です。価格は200円くらいから。

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4.季節の枝物

4-1.春(桜/桃)

桜や桃の枝物が並ぶ季節です。花を付けるため鑑賞期間は若干短くなりますが、切り花と比べるとずいぶん長く楽しめます。蕾がどんどん開花していく様子はとても可愛らしく、つい目をやってしまいます。お家でお花見、なんてとても素敵ではないでしょうか。

4-2.夏(ドウダンツツジ/姫リョウブ/スモークツリー/サンゴミズキ)

上でも紹介したドウダンツツジや姫リョウブ、スモークツリーの季節です。姫リョウブは穂のような形の白い花をつけ、とてもさわやかです。

スモークツリーはドライフラワーの印象がありますが、この時期であれば生の枝物に出会えると思います。その名の通り、花を咲かせた後に遠くから見ると煙をあげたような花穂を付けます。ふわふわとした雲のような可愛い植物ですが、漆の仲間なのでかぶれには注意が必要です。

サンゴミズキはすっと枝を伸ばすミズキ科の植物です。珊瑚のような赤い枝が特徴で、アジアンテイストのお部屋と相性が良いでしょう。夏には小さな白い花を付けます。ちなみにお正月飾りでよく見られる赤い枝もサンゴミズキです。ミズキの仲間は葉を落とした後であっても、堂々とした枝振りが綺麗なので、長く楽しむことが出来ます。

4-3.秋(モミジ/サンザシ/コットンフラワー)

やはりモミジでしょうか。日増しに紅葉していく様子を毎日楽しむことができます。また、秋から冬にかけてはサンザシも店頭に並びます。赤い小さな実が可愛らしく、実りの秋を感じることができます。秋らしさの点ではコットンフラワーもおすすめです。白いふわふわの実がとても可愛いですよ。

4-4.冬(ヤドリギ/ユキヤナギ/コデマリ)

冬はクリスマスでお馴染みのヤドリギでしょうか。また、冬の終わり1月頃から春にかけては、ユキヤナギやコデマリなどを楽しむことができます。切り花に分類されることもありますが、枝物と同じくらいのボリューム感と鑑賞期間がありますよ。どちらも小さな白い花をつけます。少しお庭の色が寂しくなった季節、彩りを加えてみるのも良いのではないでしょうか。

5.お手入れ

切り花と比べると、格段にお手入れの手間が少ない枝物。ですが少し手をかけてあげるだけで、その瑞々しさを長持ちさせることができますよ。

まずは「水揚げ」。こちらは切り花と同様に水を張った桶のなかで斜めにカットします。枝は固いものも多いので、剪定ばさみがあればそちらを利用しましょう。斜めに切り口を大きく取ることで、水を吸いやすくします。次に「割り」です。切断面に対し縦に切り込みを入れます。太めの枝であれば、十字に切り込みを入れてもよいでしょう。だんだん吸水が悪くなってきてしまうので、時々水揚げ、割りを入れなおしてあげましょう。

この2点を行うことで枝が水を吸い上げやすくなり、より長く楽しむことができます。

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インテリア

Posted by koh