失敗知らずの【ドライフラワーの作り方】をご紹介!

庭にもたくさんの花が咲く季節になりました。庭で花を楽しんだり切り花を生けて楽しむ以外にも、ドライフラワーをご自身で作って楽しんでみるのはいかがでしょうか。もちろん頂いたり購入したりした切り花を枯れてしまう前にドライフラワーにして長く楽しむのも素敵です。生花とは一味違った少しくすんだ優しい色は、北欧系のインテリアとの相性も良く、お部屋の雰囲気が良くなると思います。

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今回は特に簡単な2種類の方法をご紹介したいと思います。

1.ドライフラワーの作り方1【吊るす】

ドライフラワーの作り方はいたってシンプルで簡単です。「吊るす」だけ。たったこれだけで出来てしまいますが、いくつかのポイントを押さえて作ればとても綺麗に仕上がりますので、是非試してみてくださいね。

①吊るす場所は風通しが良く、直接日差しが当たらないところ

ドライフラワー

これからお花を乾燥させていくので、水分が抜けやすい環境にしましょう。また、直射日光は花や葉を傷めてしまうため日陰になる場所の方がベターです。季節にもよりますが、だいだい1週間~2週間ほどで出来上がります。

②出来るだけ新鮮なものを使うこと

ドライフラワー

頭が下がってきていたり、枯れかけているものだと綺麗なドライフラワーになりません。お庭から摘んだらすぐにドライにしていきましょう。少し元気がないなと思うものには、花や葉がピンと瑞々しくなるよう水揚げをしてから行うと良いと思います。

③水分の少ない花を使う

ドライフラワー

ドライフラワーにはしやすい花と、しにくい花があります。水分のもともと少ない品種の花はドライにしやすいですね。水分の少ない品種に迷われた場合は、茎が固めで細いものを選ぶと良いと思います。逆に水分の多いチューリップなどの花はドライフラワーには不向きです。

カスミソウ/ラベンダー/ユーカリ/あじさい/ミモザ/スターチス

特にカスミソウはとてもドライフラワーにしやすく拍子抜けするくらい簡単です。是非お試しください。

④水分の多いものや茎が太いものはひとつずつ吊るす

カスミソウなどの水分の少ないものはブーケの様に複数本を束ねて吊るしても大丈夫ですが、水分が抜けにくいものは1本ずつ分けて吊るしておきましょう。

我が家では、カーテンレールであったりスポット照明であったり、生活の邪魔にならない場所に気軽に吊るしてあります。レール照明を使われているのであれば、レールに取り付けできるフックもおすすめです。

2.ドライフラワーの作り方2【挿す】

ドライインウォーターという方法で、花瓶に挿して置いておくだけの作り方です。こちらも1週間~2週間で出来上がります。とても手軽で、わたしもカスミソウやスターチスなどはこの方法でドライにしています。吊るすよりも生花の見た目に近い状態で作れるように思い、お気に入りの方法です。

ドライフラワー

この方法は花瓶に挿しておくだけですが、次の点に注意してください。

①花瓶に入れるお水は少量にすること

底から1cm程度のお水を花瓶に注いでください

②お水は適度に取り換えること

少量のお水なので蒸発してしまい注ぎ足すことも多いですが、3日に1回程度ではお水を変えてください。

③水分量の少ない花材を利用すること

特に水分量の少ないものを使うことがおすすめです。わたしはカスミソウ、スターチス、ユーカリはこの方法で綺麗にドライになりました。ちなみにミョウバンを溶かした水を使用すると、発色が良く仕上がるそうです。

ドライインウォーターでドライにしたカスミソウとスターチス

今回挙げた花材は、最近人気のスワッグにも活用できるものばかりです。ブーケ状に束ねたスワッグはリースと共にクリスマス飾りの定番ですが、リースよりも簡単に作成できる点も良いですね。ドイツ語で「壁飾り」を意味するスワッグは、近年日本で生花からドライになっていく様子を楽しむインテリアとしても、とても人気です。ドライフラワーの次はスワッグを作成してみるのも素敵ですね。

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