サンルームで後悔はさせない!メリットとデメリット

2019/03/16

暖かな日差しは降り注ぐサンルーム。洗濯物も天気に関係なく干せますし、リビングの延長としても使えます。今回はこのサンルームについて詳しくご紹介します。

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サンルームとは

サンルームとは3方の壁と天井をガラスで覆った部屋のことです。家のバルコニーの代わりに外に張り出す形となり、もちろんコンクリートで基礎をしています。

サンルームの目的は、リビングの延長として居心地の良い空間を作ることや、雨の日でも洗濯物を干すことができるなど家事の効率を高めることなどです。

ガラスなどで覆われているので風雨を防ぐことができますし、気密性もあるので居室としても使用できます。目的に応じて開口部に工夫してくつろげる空間にしたり、洗濯物を干すための工夫をしたりしています。前面を開放して庭とリビングとを一体化させるようなサンルームもあります。

サンルームのメリット

サンルームを作る前に整理しておきたいメリットを詳しくご紹介します。

開放的な空間が生まれる

サンルームといえば雨の日でも洗濯物を干せる便利な空間とイメージしがちですが、リビングの一部として快適な空間を生み出すメリットがあります。

なにしろ3方と天井をガラスで覆っているので、外光をそのまま取り込むことができます。特に寒い冬場などは、天気の良い日にソファを置いて家族みんなでゆったりとくつろぐことができるでしょう。

雨の日でも洗濯物を干しておける

ベランダに洗濯物を出したまま仕事に出かけたところ、雨が降り出してしまって洗濯をやり直したという経験はないでしょうか。サンルームの中に干しておけば、もし雨が降ってきても安心です。

花粉やPM2.5を防ぐことができる

花粉が気になって洗濯物を外に出しておけないという方は少なくないでしょう。浴室換気乾燥機があれば室内でも乾かすことはできますが、ガス代が結構かかります。サンルームであれば、花粉やPM2.5、排気ガスなどを気にせず洗濯物に太陽の光を当てることができます。

断熱効果が高まる

現代の住宅は気密性が高まっていますが、それでも窓を通して外気の影響を受けてしまいます。そのために夏場や冬場はエアコンをフル回転させることで光熱費も高くなります。しかしサンルームがあれば、二重窓ならぬ二重部屋となることで、断熱効果が高まります。

そのためにリビングが外気の影響を受けにくくなるので、エアコンの冷暖房効率も高まり光熱費も安く抑えることが可能です。

冬は暖められた空気で暖房がいらない

冬にはサンルームで暖められた空気をリビングに取り込むことで、暖房がいらないくらい暖かい空気を取り込むことができます(陽がさしている日限定ですが)。陽が落ちる夕方以降は難しいですが、日中は無暖房でも快適に暮らすことができます。

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サンルームのデメリット

サンルームはメリットばかりではなく、デメリットもあります。気付かずにサンルームを作った人が後悔していることが多くあります。増築を考えている方はぜひチェックしてみてください。

サンルーム内は夏は暑く冬は寒い

サンルームに面したリビングは断熱効果が高まりますが、サンルーム内の断熱性は極めて低いものです。そのために夏場は非常に暑く、冬場は寒くなります。

サンルームをリビング代わりに使うことはできますが、その時期は非常に短いといえます。真冬は晴れていないと暖房を使っても、ほぼ全面がガラスなので外気の影響を受けてあまり暖まりません。日差しがさしている時ははとてもポカポカで快適なのですが。

夏場も同様に空調では涼しくはなりません。直射日光をさけるタープやカーテンを施したり、風を取り込めるように工夫をする必要があります。

掃除が大変

サンルームはほぼガラス張りなので、汚れが非常に目立ちます。そのために定期的に掃除をする必要があります。しかし壁や天井を掃除するのは骨が折れますし、傷をつけないように注意する必要もあります。一般的には高圧洗浄でメンテナンスすることになります。

お金がかかる

サンルームはほぼ全てがガラスなので、施工費用がかなり高くなります。またサンルームは家屋の延べ床面積に加わるので税金が高くなります。つまり維持費がそれなりにかかる点もデメリットとなるでしょう。

サンルームとテラス囲いの違いは?

サンルームと外観が似ているものに「テラス囲い」というものがあります。これはサンルームのように基礎を作り、ひとつの部屋として作るものではありません。バルコニーやガーデンデッキ、ウッドデッキをガラスで囲い、屋根はガラスではなく「ポリカーボネート」が主流となっています。

サンルームとの大きな違いは、気密性にあります。密閉性を追求するものではないので、強風や雨、結露に対してはさほど考慮されていません。その代わりに工事はサンルームよりも安価に済ませることができます。

それでも周りをガラスやポリカーボネートの屋根で囲っているので、雨の日でも洗濯物を干しておくことができますし、花粉やPM2.5などから洗濯物をある程度は守ることが可能です。

サンルームで固定資産税は上がる?

固定資産税

stevepb / Pixabay

自宅をリフォームする際に、サンルームを増築すると固定資産税の課税対象になるのでしょうか。増築を考えるうえで気になるポイントではないでしょうか。

結論からいえば、サンルームは固定資産税の課税対象になります。そのために固定資産税の金額は上がります。

固定資産税の課税対象になる条件として、不動産登記法では三方が壁(あるいはガラス)に囲まれて屋根(あるいはガラス)があること、天井までの高さが1.5m以上あることとしています。その条件を満たすサンルームの床面積は、固定資産税の対象となる延べ床面積に含まれます。

もちろん増築の際には、建ぺい率を超えないように建築面積を計算しなければなりません。つまり建ぺい率ぎりぎりで建設した家では、サンルームを増設できないので注意が必要です。ちなみに10㎡以上のサンルームを増築するのであれば、まず建物が防火地域・準防火地域にあることが必要です。さらに1㎡以上のサンルームを増築する際には確認書類が必要となります。

サンルームで登記費用がかかるの?

サンルームを増築した場合には延べ床面積が変わるので、不動産登記簿の内容に変更が生じます。そのために工事完成後には変更登記をする必要があります。もちろんその変更手続きは土地家屋調査士に依頼して代行で行ってもらえます。

法務局で「建物表題変更登記」というものを行いますが、これはサンルームに限らず増改築などにより延床面積が変わる場合には必ず行わなくてはなりません。固定資産税も変わりますし、何よりも売却しようとする時に変更登記をしていなければ問題になる場合があります。

費用ですが、依頼する業者によって金額がさまざまです。目安として増築を伴う建物表題変更時費用は新築した時と同じくらいを考えた方がよいでしょう。単にサンルームを増築しただけであっても、登記に必要な書類は新築時とさほど変わらないからです。各階の平面図と建物図面の作成が必要になります。現地調査も必要ですし、10万円前後はかかるのではないでしょうか。

自分で登記をするのであれば数千円で済みますが、図面の作成は素人ではほぼ不可能なので、業者に依頼するのが現実的な話となります。

快適に一年中サンルームをつかうには?

快適にサンルームをつかうためには、まず定期的なメンテナンスが大切です。また洗濯物を干すと、内部に湿気がたまるので通気も必要になります。そのまま放置をしておくと結露の原因にもなるので注意しましょう。

また夏場は太陽の光で相当にサンルーム内部が暑くなります。夏のサンルームでは日よけと通気をさせることがとても重要になり、風の取り込み方を工夫することで、通常よりも多くの風を部屋に取り込むこともできます。また、天井に日よけを設置するなど工夫することで、洗濯物を干すのにも苦労せずに済みます。

冬は太陽がサンルームに差し込んでいれば基本的はポカポカと暖かく快適ですが、陽がささないとこればかりはどうしようもありません。ただ、サンルームとリビングの窓を閉め切れば、通常よりも断熱性があがるので暖房をかければ、通常よりも暖かくなりやすいです。

サンルームのメリットデメリットまとめ

サンルームがあれば冬の陽がさしている時間であれば暖かい空気をためてリビングにも流れてくるため上手くいけば暖房いらずの生活を送ることもできます。

反面、夏のサンルームは太陽の熱をいかに逃がし、遮断するかがとても重要になってきます。

快適なサンルームライフを送るためにメリットとデメリットをしっかり覚えておきましょう。

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