キッチンのレイアウトで使いやすさが全く違う!賢い人の選び方

2019/05/02

キッチンのレイアウトで使いやすさが全く違うことをご存知でしょうか?

選び方を間違えると家事の負担が増えたり、家族と一緒にする料理が楽しくなかったりと後悔することがあります。

どんなキッチンタイプがあって、どんなことに気を付ければよいか見ていきましょう。




I型キッチン

コンロと調理スペース、シンクが横に並んで壁に向けて設置するオーソドックスなタイプです。壁つけキッチンとも呼ばれますが、キッチンスペースをコンパクトにすることで居室を広く確保できるのがメリットです。

狭小住宅を設計する場合には、限られたスペースを有効活用できるI型キッチンがオススメです。調理中は壁に向かうレイアウトなので、作業に集中できる利点もあります。

ただし、小さな子どもがいると後ろを振り向かなければならないので不便かもしれません。また居室からキッチンが丸見えなので、まめな掃除も必要でしょう。

このタイプは家事動線の確保に優れているので、じっくりと料理をするというよりも、手早く効率的に調理をしたい人に向いています。また小さな子どもがいる世帯よりも、DINKSのような共働き夫婦に向いているかと思います。オーソドックスなスタイルなので、いろいろとデザインや設置時のレイアウトなどにこだわれるのもこのタイプの特徴です。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンは対面式キッチンのひとつで、片側の端が壁についているのが特徴です。壁に接することで、換気扇を壁に取り付けることができます。そのため、同じアイランドキッチンよりも換気扇の種類を選びやすいメリットがあります。ひとつの台にシンク・調理スペース・コンロが集まっています。

前面はアイランドキッチンと同じようにオープンになっているので、開放的です。リビングダイニングにいる家族と話をしながら料理をすることもできます。

ただしキッチンに出入りができるのは片側からのみなので、子どもにも料理を手伝ってもらうような場合には少し狭く感じるかもしれません。それでも、少しでもリビングダイニングを広く確保しつつ開放感が欲しいという場合には、アイランドキッチンよりもペニンシュラキッチンのほうがおすすめです。

吊り戸棚の設置ができないので、収納の確保にだけ注意しましょう。背面に冷蔵庫や収納などを設置するようなレイアウトスタイルになると思います。

アイランドキッチン

開放感に関しては、さまざまなキッチンの中でもダントツのタイプです。左右に壁がないので、出入りも自由ですし、子どもと調理をする場合にもお互いが邪魔になることなく作業できます。デザイン性も高いので、レイアウトやインテリア性にもこだわる人に向いています。

アイランドキッチンもペニンシュラキッチンと同じように、ひとつの台にシンクと調理スペース、コンロが集まった形になっています。

壁に接することがないので、換気扇は天井から吊るす形になります。その際には天井の裏にダクトを確保する必要があるので、そのスペースが確保できるかなど、細かい部分で設計の打ち合わせをしておくとよいでしょう。

また周囲のスペースを空けるタイプなので、リビングダイニングが狭くならないかどうかもチェックが必要です。つまりこのアイランドキッチンを設置するのに向いているのは、リビングダイニングスペースを十分に確保できる家ということになります。

L型キッチン

L型キッチンはその名のとおり、シンクとコンロがL字のようになってふたつの壁に設置されるレイアウトスタイルです。

調理時の移動が少なくて済む点やキッチンスペースもさほど必要ない点がメリットといえます。子どもと一緒に料理をする場合にも、狭く感じることなく作業できるでしょう。

ただしシンク下などの収納スペースはあまり確保できない点には注意が必要です。左右どちらかに冷蔵庫を置くと、もう片方のみにしか収納家具はレイアウトできません。

キッチンスペースはそれほど確保できないけれど、十分な広さの調理スペースを必要とする人に向いています。

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Ⅱ型キッチン

II型キッチンは調理カウンターが2列並ぶスタイルのキッチンです。片方にシンクが、もう片方にコンロがあるタイプが多いでしょう。調理スペースも広く確保されるので、作業が楽に行える利点があります。

ただしシンクとコンロが離れているので、後ろを振り向くという動作が多くなります。独立型でもオープン型でもどちらでも設置できるので、使いやすい形に設計できます。

U型キッチン

U型キッチンはコの字のように3方に調理カウンターがあるレイアウトスタイルです。調理スペースがかなり広く、ゆったりと作業できるのが利点です。真ん中の調理カウンターは作業スペースとして使えるので、調理以外にもいろんな用途で使用できます。

ただしほかのシステムキッチンと比べると価格が高めとなることや、キッチンスペースもある程度は確保する必要もあります。

動線の確保はどれくらい必要か(通路幅など)

キッチンではシンクやコンロ、さらに冷蔵庫や調理スペースと移動が多くなります。それぞれのレイアウトによって、移動距離が長くなったり短くなったりします。

キッチンの設計時にも、動線の確保が重要です。アイランドキッチンやII列キッチンなど、通路幅をどの程度確保するのかによっても労力はかなり違います。カウンター下の収納を引き出す時にも、狭さを感じないスペースを確保しなければなりません。具体的には、通路幅は70cmだと狭いと感じるかもしれません。80〜90cmほどの通路幅があれば、ストレスなく作業できるでしょう。

冷蔵庫の位置で使いやすさが変わる

キッチンの設計をする際には、冷蔵庫の位置をどこにするのかをきちんと考えておきましょう。調理の時は、シンク・調理スペース・コンロ・冷蔵庫の間を行ったり来たりします。できる限りその移動距離を短くするためにも、冷蔵庫の場所は重要です。

たとえばシンクとコンロ、冷蔵庫が一直線に並ぶレイアウトだと、端から端を行き来することになります。しかしシンクとコンロの真ん中あたりの後ろ側に冷蔵庫があれば、振り向くだけで冷蔵庫から食材を取り出せます。

このように移動距離を考えて、冷蔵庫をどこに置くのかを考慮してキッチンを設計するとよいでしょう。

使いやすいキッチン家電のレイアウト

キッチン家電には炊飯器や電子レンジ、オーブントースターなどいろいろあります。サイズや使用頻度など違いますが、どのようにレイアウトすればよいのか迷うことはありませんか。

押さえるべきポイントは、ストレスを感じることがないように使い勝手を考えることです。電子レンジなどは使用頻度が高いので、キッチン内の動線の中でできる限り中心部に置くとよいでしょう。

逆に炊飯器は基本的に調理中は使わないので、邪魔にならない場所に置くことになります。このように使用頻度に応じて、できるだけ調理中の移動距離が短くなるような場所に置きましょう。

ただしキッチン家電それぞれの特徴をしっかり把握することも必要です。たとえば炊飯器は、炊飯中には蒸気が出てきます。炊飯器の上部に蒸気を遮るものがあると熱がこもりますし、カビの発生原因にもなります。

キッチンの設計をする時には、キッチン家電を置く場所も決めておくとよいでしょう。また、の時にはコンセントの位置にも配慮が必要です。

コンセントの位置も計画しておく

キッチンにはいろんな家電を置くことになります。そのためのコンセントをどこにレイアウトするのかも、事前に計画しておかなければなりません。延長ケーブルがあれば問題ないと思うかもしれませんが、使用するキッチン家電の消費電力に注意が必要です。一般的にキッチン家電は、消費電力が大きいものが多いからです。

そしてコンセントは、消費電力を1500W(ワット)を超えると家電やコードに負荷がかかり、火災の原因にもなりかねません。

キッチン家電の消費電力は電子レンジやオーブントースター、炊飯器などは通常1000Wを超えます。もし延長コードを使う場合には、合計で1500Wを超えないようにしましょう。またコンセントに2つの差込口があっても、その合計が1500Wを超えてはいけません。つまり、その2つの差込口に延長ケーブルを挿した場合、両方使う場合には全て合わせて1500W以内にする必要があります。

つまりキッチンの設計をする時には、できる限りコンセントそのものを複数設置して、それぞれにひとつのキッチン家電のケーブルを挿せるようにしましょう。

キッチン家具

キッチン周りの収納などを補完するキッチン家具の選び方を説明します。キッチン家具の種類としては、キッチンカウンターやワゴン、ラックやレンジ台などがあります。さらに食器棚やキャビネット、カップボードなど実に多くの家具を選べます。

システムキッチンを選んだら、何が不足しているのかを考えれば選ぶべきキッチン家具が何かわかります。たとえば調理スペースが狭く、パン生地を練ったりするスペースも欲しいという場合には、作業台にもなるキッチンカウンターがあると便利です。

また食器棚は開き戸と引き戸のふたつのタイプがあるので、設置場所を考えてどちらがよいのかをかんがえるとよいでしょう。スペースがあれば開き戸の方が食器などの出し入れが楽です。もし狭い通路に置くのであれば、引き戸の方が扉が邪魔になりません。

キッチンレイアウトまとめ

人気のあるキッチンレイアウトだから良いというわけではありません。どんな風にキッチンを使いたいかを考えてキッチンレイアウトを考えましょう。
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