マンションの固定資産税はいくらかかる?【わかりやすく解説!】
マンションを購入してから所有し続ける限り毎年払い続けなければならない税金…『固定資産税』。
そもそも固定資産税ってなんだろう?
また、固定資産税がいくらかかるかをわかりやすく解説します。
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そもそも固定資産税って?
固定資産税:マンションや土地を所有している人に対して課税される税金。
つまり「国に認められた価値のある物を所有しているんだから、国に税金納めてよ」といういうもの。
なので、人気のエリアや、駅から近いなど利便性に恵まれた土地、建物としての評価が高いマンションは、
「おい、いいもん持ってんじゃん!」という事で、お国から税金徴収がきます。車の税金と一緒ですね。
お国は税金が大好きなのです。
固定資産税の相場は?
マンションという価値あるものを購入しようとしている以上、税金が発生してしまうというのはご理解いただけたと思います。
では、次に気になるのは、固定資産税っていくらかかるんだろう?ということ。
まずは相場感からお伝えしますと・・・
- 新築の75㎡のマンション⇒10~30万円程度
- 築10年の中古マンション、75㎡⇒10~15万円程度
かなり幅がある相場ですが、「建物の価値」と「土地の価値」で大きく異なるので相場という面ではこれくらいの金額ですね。
地方にあるマンションであれば相場の前半、
都心部の駅近マンションであれば相場の後半と思って頂ければわかりやすいかもしれません。
固定資産税の計算方法は?
それでは次に固定資産税の計算方法についてご紹介していきたいと思います。
地方によって固定資産税の税率が少し変わってきますが、
固定資産税 = 固定資産税評価額×税率1.4%
で大よそ間違いありません。
では、固定資産税評価額ってなんだろう?ですよね。
「土地の固定資産評価額」と「家屋の固定資産税評価額」の2種類があり、
「土地の固定資産評価額」は、地価公示価格や売買事例など、土地の状況も踏まえて算出されます。マンションの場合は敷地全体に対しての専有部分割合で算出されます。
「家屋の固定資産税評価額」は、マンションの構造や設備、仕上げ材よって算出されます。
車で言うところの軽自動車であったり、排気量1.5Lなどが「固定資産税評価額」に当たります。
3年毎にマンションの評価が見直しされます
マンションが物である以上いつまでも、同じ価値ではありませんよね。
という事で一度、固定資産税額が決まってもずっと同じ税金金額を支払うわけではありません。
3年毎に「評価替え」が行われ固定資産税評価が見直されます。
これによって、土地の評価が上がらない限り、基本的には固定資産税は減少していくのが通常です。
固定資産税の払い方
固定資産税の払い方は一括で支払うか、年4回に分けて支払うかのどちらかになります。
タイミングは東京の場合で
第1期 | 6月30日 |
---|---|
第2期 | 9月30日 |
第3期 | 1月5日 |
第4期 | 3月28日 |
名古屋の場合は
第1期 | 5月2日 |
---|---|
第2期 | 8月1日 |
第3期 | 1月4日 |
第4期 | 2月28日 |
固定資産税に加えて「都市計画税」を支払う場合も
都市計画区域にあたる場所では「都市計画税」を支払う必要があります。
タイミングとしては固定資産税と同じタイミングなので、セットで考えておくといいでしょう。
ただし、市街化調整区域に関しては、そもそも都市計画をおこなっていないので、都市計画税は発生しません。
算出方法は↓
都市計画税 = 固定資産税評価額×最高0.3%
まとめ
マンションを購入する際に住宅ローンを支払えるかで考えがちですが、
住宅ローンに管理費や駐車場代、それに加えて毎年の税金、つまり固定資産税を含めた考えでマンションを購入することをオススメします。
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