旗竿地のメリットとデメリット。以外と住みやすいその理由

2017/09/05

不動産価値として低くみられる「旗竿地」ですが、

そんな旗竿地で家を建てることになり、住んでみるとデメリットよりもメリットの方が多い事に気づいてきました。

実際に住んでみた「旗竿地」で家を建てる時のポイントやメリットとデメリットをご紹介します。

少し考え方を変えると旗竿地に対してのメリットとデメリットが変わってきます。

旗竿地のメリット

最大のメリットは土地代の安さでしょう。

同じ金額を出せるなら一般的な土地よりも一回り大きな土地を購入することができます。

同じエリアでも旗竿地だと評価価格が若干低いため、同じ予算であれば大きな土地を購入できます。

また、以外かもしれませんが「防犯性が高い点」と、「プライバシーが確保されている」こと。

道路に面しているとどうしても外部の不特定多数からの視線が気になりますが、中に入り込んだ旗竿地ならそういった不特定多数の視線を気することもありません。

逆に土地が広くない角地は窓が道路に面する間取りが多いため、以外と視線を感じることが多いです。狭い角地の家では恐らく窓は締めっぱなしになるでしょう。

また、玄関までのアプローチ(竿部分の土地)は隣家の目があるため、侵入者を拒むことが期待できます。

道路から少し奥まるため、比較的静かに暮らすことができます。

スポンサードリンク



旗竿地のデメリット

旗竿地のデメリットは

解体費用にお金が余分にかかる場合があります。

解体重機が入ることができれば、入ることができなければ手作業での解体になるため、通常200万円が相場の解体費用が400万円~500万円になることもあります。

その境界線は間口が2.7m以上あるかどうか。

小型の重機が入るギリギリの間口が2.7mになってくるからです。

売却も視野に入れて購入する場合は、土地の間口にも気をつけて購入しましょう。

また、駐車場が縦列駐車になるため、出し入れが面倒くさいです。

それ以外では、全方位で家に囲われているため、隣家が近いと圧迫感を感じやすいです。

よく旗竿地のデメリットに隣地と近く窓を開けて生活できないや、生活音が気になるとおっしゃる方もいますが、そんなことは一般的な土地でも一緒のことです。

隣地の家からどれくらい離れて家を建てられるかはどの土地もそう大して変わりません。(小さい旗竿地なら話は別ですが・・・)

旗竿地の駐車場

旗竿地に駐車場を設ける場合大きく分けて2つ。

土地が大きいのであれば車を敷地奥まで乗り入れて駐車する方法が一つ。

敷地内でゆっくり駐車できるので、運転が苦手な人にも安心のプランニングです。

ですが、そんな大きな土地は滅多にお目にかかれませんし、そんな大きな土地を買えるなら旗竿地以外も買えることでしょう。

そこで主要になるのが、旗竿地の「竿」の部分を駐車場にする方法。

中の土地が最大限利用できるので、間取りのプランニングも大きく広がります。

そこで重要になってくるのが間口の大きさ。

つまり、竿部分の幅のことです。

竿部分に駐車場を設けるなら最低でも2.6mは必要になります。

軽自動車やコンパクトカーであれば2.6mでもなんとかなりますが、将来を考え少し大きめの車を買う予定があるのなら2.9mは確実にいります。

コンパクトカーでも全面道路が狭いようなら(例えば前面道路5mなら)間口は3mくらいあると駐車しやすくなります。

ちなみに私の家は間口2.9mで前面道路がかなり広いですが、前面道路の往来がそこそこあるので、駐車の際は少し気を使います。

旗竿地の評価や価値

旗竿地の場合、間口が狭い分、一般的な土地と比べるとおおよそ2割減ほどの価値相場になるといわれています。

その理由は、竿部分の土地にはほとんど評価価値がないため、土地全体で見ると評価価値が下がるためです。

旗部分の土地も接道面が狭いと評価が若干下がる傾向があります。

トータルすると土地全体で2割減ほどの価格で土地を購入することができます。

また、評価価格が安い分、土地に対する固定資産税も同じエリアのご近所さんよりもお安くなります。

旗竿地の間取り

広い土地が手に入りやすい分、比較的できる間取りが増えてきます。

もちろん周囲の家とのバランスが非常に重要になってきますが、

窓の取り付け位置を限定することや、一方の方角には窓を付けないなどの工夫をすることで、それほど旗竿地の囲われた感はなくなってきます。

そのため、目線が気になる方角に階段や廊下、クローゼットを配置することで、周囲との距離感を作ることができます。

そういったベースを作ってしまえば、後は好きなレイアウトにしていくことが可能になります。

スポンサードリンク



旗竿地で後悔することは

正直なところ、旗竿地に家を建てたことに後悔はありませんが、気を付けるべきポイントはいくつかあります。

下記に選ぶときのポイントをまとめます。

旗竿地を選ぶときのポイント

正直旗竿地はポイントさえ押さえればとてもいい土地です。

個人的には下の項目の内2つでも当てはまれば購入を検討しても良いと感じます。

3つ当てはまれば旗竿地としては優秀だと思います。

  • 間口が3m近い
  • 主要採光面が南
  • 主要採光面側の隣家と3m以上離れている
  • 隣家が離れている(セットバックが1m以上ある)
  • 風が抜けやすい

間口が3m以上あれば駐車にしても、通行にしても大きな不便は感じないと思います。

北入りでも東入りでもどの方角からの入りでも良いのですが、主要採光面が南であれば東西北の窓を最小限にしプライバシーを確保することができます。

その際に大切になってくるのが、隣家との距離。

隣家の家の高さにもよりますが、主要採光面側の隣家と3m以上離れていれば採光をある程度確保することができます。

隣家のセットバックが50cmの場合、確かに圧迫感があったり、精神的な近さを感じてしまいますが、1m以上のセットバックがあれば奥まった土地でも詰まった気持ちにはなりません。

家が密集したエリアの旗竿地では四方を壁に囲われてしまうこともあります。

風の通り道になっている旗竿地かを確認しましょう。

旗竿地のまとめ

一般的に嫌われがちな旗竿地ですが、見方を変えればメリットが多いことに気づきます。

また、工夫次第でデメリットをメリットにすることもできます。

もちろんお金があれば広い大きなな土地を買ってしまえば、すべて解決することもありますが、

自分が出せる予算でいかにいい土地を買うか、偏見で土地の種類を選ぶよりも、しっかりとメリットをデメリットを考えれば旗竿地は非常に住みやすい、お宝な土地であると思います。

スポンサードリンク



-家の事

みんなが読んでる人気の記事