リビング階段はやっぱり寒い!住んでわかったメリットとデメリット

リビング階段は寒い?と聞かれることがありますが、結論から言えば冬のリビング階段(ドア無し)は寒いです。

リビング階段を取り入れた家に住んで初めて分かった、リアルな声をレポートします。

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リビング階段は寒いの?

まず、冒頭でもお伝えしたようにリビング階段は寒いです。

筆者の家はリビング階段です。正確に申し上げればリビングと階段の間には小さな踊り場を作ってドアによる開け閉めが可能になっています。我が家のリビングと階段のつながりが下の間取りです。

リビング階段

なので、リビング階段(開放型)とリスティング階段(閉鎖型)の違いを同環境で体験することができるので、その違いを詳しくレポートすることができます。

階段前のドアを閉める閉めないでの結果は言うまでもなく、ドアを閉めているときの方が圧倒的に暖かいです。というより、リビング階段でドアが開いている時は、暖かい空気がどんどん2階に流れていってしまいます。

冷気は下に行き、暖気は上に行くという理科で習った現象が素直に現実のリビングでも起きています。なので、リビングで暖房を使い温めようが流れるように暖かい空気が2階に流れていくので、温まりが悪いです。

言わずもがな、ドアを閉めて入れば空気の移動は限りなく少ないので、リビングは暖かいままです。

実際の温度差ですが、外気温4度で暖房(設定温度20度)をつけ階段前のドアを閉めた状態で20度をキープ、その後階段前のドアを開け30分したあとが18度でした。リビング以外の空気を温める量が増えるため、暖房代も増えますし、閉鎖型のリビングと同等の温度まで上げるにはそれなりの時間がかかりました。家全体が温まればそれなりの温度にはなりますが、電気代がかかりすぎてしまいます。ちなみに、ドアを開けた後の電気代はアプリで確認する限り爆増していました。

余談ですが、高気密高断熱にしていればリビング階段でも問題ないなんていう記事をよく目にしますが、家の空気を換気した高気密高断熱の家でも最初は寒いです。例えば魔法瓶の水筒を蓋をしておいたら中の空気がどんどん暖かくなるなんて現象はあり得ませんからね。高気密高断熱の家でもリビング階段にしたい場合は、陽の入り方や生活熱まで計算に入れて設計をしないと思ったような効果は得られにくです。

リビング階段のメリット

リビング階段はデメリットばかりではありません。

  • 夏涼しい
  • コミュニケーションが生まれる

実は夏涼しいです。先ほど理科の話をしましたが、暖かい空気は上に流れていきます。なので上下階の窓を開けておけば暖かい空気が2階に流れていく気流が生まれ、1階は涼しい風が流れていきます。2階は1階程ではありませんが、風が循環されるので、暑苦しい感じは減ります。夏は直射日光を入れない工夫をすれば不快にはならないとは思います。もちろん暑い日はエアコンを使いますが。

また、子供がいるご家庭なら学校から帰ってきてそのまま部屋に直行で顔も合わさないなんていう悲しいことも起きません。イヤでも顔を合わすリビング階段は小さくてもコミュニケーションが生まれます。

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リビング階段のデメリット

リビング階段でのデメリットをあげるなら、2階に家具を搬入する際にちょっと大変ということわざわざリビングを経由していくので、ドアに気を付け、リビングの家具に気を付けということが発生します。

また、2階へお客さんを通す際、リビングで落ち着けないなどのデメリットがあります。

リビング階段でも暖かい家にするにはどうすればいい?

リビング階段の家が必ずしも全てが寒いわけではありません。注意しておく点を考え設計すればかなり改善されます。

まず大前提として断熱性能に優れた家にすること。一般的に言われる断熱等級という指標であれば最低でも1.2地域クラスの断熱性能がなくては、リビング階段だとかなり寒いです。

ちなみに、日本の家は海外諸国に比べると圧倒的に断熱について遅れているので、現在の基準よりオーバースペックでも海外ではむしろ普通なくらいの基準です。

また、少し前述しましたが、太陽光ができるだけ室内に入るように設計する必要があります。例えば家の向き、窓の位置、太陽光が直接入らない土地であれば間接的にでも取り入れる方法を考える必要があります。

断熱性能だけしっかりしておけば大丈夫!なんてことはなく、むしろ大切なのは太陽光という存在です。

もちろん、断熱性能抜群で暖房設備もばっちりで電気代、ガス代を気にしないということであれば問題ありませんが、できればエコに暮らしたいのが本音ではないでしょうか。

太陽光とはつまり天然の輻射熱なので、窓から高性能なオイルヒーターやパネルヒーター並みの暖房器具が常に稼働してくれているのと同じことです。

この天然の輻射熱で温めた空気を高断熱な家で温度を保持するのが理想的な暖かい家と言えます。いわゆるパッシブハウスという考え方です。

こういったパッシブハウスの家にすればリビング階段の家であっても寒くならずに、暖かいリビングを実現できます。

リビング階段は寒い?まとめ

通常レベルの断熱性能の家ではリビング階段は寒いです。

寒くないリビング階段にするには、断熱性と太陽光を計算した家であることを大前提です。

大切な家族が集うリビングだからこそ失敗はしたくありません。リビング階段である必要性と、必要であればその為の対策を十分に行いたいものです。
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-家の事

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