【ハウスメーカーの選び方】満足できる住宅を建てられるのはどのメーカー?徹底解説!

ハウスメーカーの選び方って難しいですよね。住宅の建設は人生で大きな買い物です。どのハウスメーカーを選べばよいのか、誰もが迷うことと思います。

そこで満足できる家を建てるための、ハウスメーカーの選び方をご紹介します。チェックすべき項目は多くありますが、どれもが快適に住むために必要なものなので、しっかりと確認していただきたいと思います。

また工務店とハウスメーカーの違いや、ハウスメーカーが不得手とすることも説明しますので参考にしていただければと思います。

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ハウスメーカーの選び方のチェックポイント

ハウスメーカーの選び方のチェックポイントはいくつもあります。住みやすさにつながるデザイン、安心して暮らせる耐震性や快適な生活ができる設備など、家づくりのポイントは多いものです。そしてハウスメーカーそれぞれが、独自の快適性を提案しています。

そこでハウスメーカーのチェックポイントを大きく分けてご紹介します。住宅の基本性能と完成後のメンテナンス、担当営業のチェックポイントに住宅展示場で確認すべきことを設備していきます。

耐震構造

ハウスメーカーはそれぞれ、独自の耐震構造を用意しています。

基本的には地震の揺れを吸収する「制振タイプ」と、揺れに耐える「耐震」タイプに分かれます。

制振タイプの耐震構造は「制振ダンパー」と呼ばれるものを組み込みます。このダンパーが動くことで地震の揺れを吸収し、建物の倒壊を防ぎます。難点としてはダンパー自体の耐用年数が短いことと、ダンパーを設置する柱を強固なものとしなければ、柱が破損してしまうことです。ダンパーを使わずに「エネルギー吸収パネル」を使用する方法もあります。

耐震タイプの場合は、「ラーメン構造」と呼ばれる設計のように、梁や柱をがっちりと組み合わせる形になります。通常の木造住宅は地震の揺れる力を逃すために、あえて骨組みは緩く接合されます。それに対して強固に組み合わせることで、揺れに「耐える」構造となるのが特徴です。倒壊はしなくても、室内は相当に揺れるのが難点です。

断熱性

住宅にとって断熱性は非常に重要です。快適な生活ができると同時に、建物の寿命も伸ばすからです。

断熱性能はハウスメーカーそれぞれがUA値(熱量が外に逃げる数値)というものを公表しています。この数値が少ないほど、断熱性は高いことになります。

ただし断熱性はとにかく高くすれば良いわけではありません。地域によって適切な断熱性というものがあるからです。

断熱材として使用する素材はいくつかあります。まずガラス繊維などを袋に詰めた「繊維系断熱材」があります。取り付けは簡単ですが、隙間なく処置をしなければ十分に性能を発揮できない点に注意が必要です。

次に「ボード・固形系断熱材」があります。繊維型と比べると型崩れしにくいのが特徴です。配線・配管などがあると設置しにくい点には注意が必要です。

配線などが入り組んだ場所でも簡単に施工できるのが、「吹き込み系断熱材」です。粒状あるいは綿状の断熱性を吹き込んで充填するタイプになります。断熱性に関しては上記の2つよりは劣ります。

◆断熱材に関するオススメの記事

住宅デザイン

住宅は基本的な性能のほかに、デザインの違いによって住み心地は大きく変わります。ハウスメーカーは徹底したコスト削減をしているので、デザインには居住性が反映されるからです。

デザインの選び方でまず注意が必要なのは、工事にどれほどの期間を要するかということです。たとえばユニット式のデザインは外観がシンプルですが、雨仕舞を1日で終えることで部材が雨で劣化することを回避できます。

一方で木材での施工にこだわるデザインの場合、素材そのものの断熱性を生かして1年を通して快適に住めるメリットがあります。あるいは家電メーカーが母体のハウスメーカーであれば、太陽光発電を組み込んでエコな暮らしを実現します。

このようにハウスメーカーそれぞれがデザインに関しては特徴を明確にしているので、外観のデザインの住みやすさを考慮した選び方が大切です。

購入後のメンテナンス費用

住宅は購入して終わりではありません。定期的にメンテナンスをすることで、長く快適に暮らすことができます。そのメンテナンス費用がどれほどかかるのかも、ハウスメーカーの選び方におけるポイントです。

定期的に行うメンテナンス費用として大きな比率を占めるのが、外壁塗料の塗り替えです。ハウスメーカーによって使用する塗料が違うので、メンテナンス費用がどれほどかかるのかをチェックしておくとよいでしょう。

塗料にはアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系があり、それぞれ費用と耐用年数が違います。

ほかにメンテナンスとして屋根やベランダの手入れ、水回りの手入れや外壁の補修などがあります。

タイル系の外壁材であれば初期費用は高くてもメンテナンス費用が大きく抑えることも可能です。10年に一度のコーキングや塗装といったメンテナンスがなく、大掛かりなメンテナンスが少なくてすみます。

ハウスメーカーが工務店より優れている点

ハウスメーカーが工務店よりも優れている点はいろいろとあります。まず工程がすべてシステム化されているので、品質が安定している点が挙げられます。工務店は職人の技術によって品質にばらつきがでます。

またハウスメーカーは工務店と違って、住宅展示場を設けてモデルルームを公開していることもユーザーにとってはメリットと言えます。

もちろん展示場の住宅はフルスペックなので、そのまま施工を依頼するとかなりの金額になります。しかし設備以外の住み心地は、モデルルームで確認できるので、ハウスメーカーの選び方において参考になります。

あるいは住宅ローンなどの資金面においても、提携している金融機関があるので自分で銀行を探すといった手間がかかりません。税金面でもサポートも受けられるので、家づくりに伴う手続きはすべて円滑に進めることができます。

◆工務店の選び方については下記の記事をご覧ください。

ハウスメーカーのデメリット

ハウスメーカーのデメリットとしては、間取りの自由度が低いことが挙げられます。使用する部材も自社で一括大量生産することでコストを抑えているので、用意される中から選ぶ形になります。

またハウスメーカーは一般的に広告宣伝にお金をかけているので、実質的に施工費用は工務店よりも割高になる点もデメリットと言えます。そしてハウスメーカーは分業制なので、担当者から設計、工事へと業務が流れるうちに施主の要望が十分に伝わらない可能性もあります。

アフター保証の充実度

ハウスメーカーは工務店と異なり、長期にわたってのアフター保証が充実しています。そしてハウスメーカーにより提供しているアフター保証サービスの内容が違うので、その点も比較するとよいでしょう。

たとえば家の主要部分、柱の状態や雨漏りなどを30年間保証するというサービスがあります。もちろん定期的にその点検もしてくれます。

あるいはその提供点検を細かくスケジュールを決めて行うハウスメーカーもあります。保証には建物本体と設備があるので、それぞれに対してどのような保証をしているのかもハウスメーカーの選び方において重視することが大事です。

営業担当の提案力・ヒアリング力・相性

ハウスメーカーは営業担当の力量で満足できる家を建てられるかどうかが決まるとも言われます。営業担当のポイントは提案力とヒアリング力です。施主が希望するのはどのような家なのか、施主自身も把握していない部分は多いので、それをいかに引き出して提案できるかが、快適に住める家づくりには必要です。

また営業担当とのやり取りが多くなるため、相性の良し悪しというのも大事です。お互いに最善の家づくりのために意見を出し合える営業担当であるかどうかも、ハウスメーカー選びのチェックポイントになります。

家を建てたらそれで終わりではなく、長く営業担当との付き合いが続くので、その意味でも相性の良い担当者がいるかどうかをチェックすることが大切です。

住宅展示場はオーバースペック、実際の出来上がりを確認することが重要

ハウスメーカーの住宅展示場は、フルオプションで建設しています。そしてハウスメーカーは基本的な設計にオプションをつけるという費用体系になっているので、住宅展示場の建物をそのまま再現すると相当の費用になることを知っておきましょう。

快適に生活するために必要な設備は人によって違います。そのため、ハウスメーカーの基本設計は最低限の設備しか備えていません。あるいは最初から浴室乾燥機や床暖房などを基本設計に備えているところもあります。

基本費用にオプションを加える形で、同じような設計でもハウスメーカーによって最終的な費用は異なるので注意しましょう。住宅展示場の設備はフルスペックとなっているので、自分が必要とする設備を備えるのにどれだけの費用がかかるのかを確認することが大切です。

坪単価が安くてもオプションで高額になる事も

ハウスメーカー選びで最も大切なことが、希望する設備の家を建てるのにどれほどの費用がかかるのかということです。そしてその費用は、基本的な坪単価にオプションを加算した金額になります。

基本的な坪単価はハウスメーカーによって違いますが、最低限の設備として何を用意しているのかによって単価は違います。基本の設備が増えるほど坪単価も高くなりますが、オプションとして加算する金額は少なくなります。

どのような設備を必要として、基本設計に何が含まれているのかをチェックしたうえで、最終的な費用を抑えることができるハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

価格で重要なのは建築費用ではなく、生涯コスト

住宅にかかる必要は建設費用がすべてではありません。その後のメンテナンスを含めて、トータルでどれほどの費用がかかるのかを考慮することが大事です。

光熱費に関しても、エコ住宅であれば建設費用はかかりますがランニングコストは下がります。外壁塗装も高額なタイプのものを使用すれば耐用年数が長いので、トータルコストとしては安くなります。

このようにメンテナンス、ランニングコストも考えてどのような設計をすればよいのか、ハウスメーカーによってどのような設備をしているのかを比較することも選び方の大切なるポイントです。

主なハウスメーカーの比較

それでは最後に、主なハウスメーカーとその特徴をご紹介します。

ダイワハウス

XEVO(ジーヴォ)という鉄骨造の住宅に力を入れている、売上高1位のハウスメーカーです。保証期間は30年、5年ごとに有償点検を行なっています。

積水ハウス

業界最大手のハウスメーカーです。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)による省エネ住宅が特徴となります。また独自の「シーカス」制振システムを採用したり、空気環境配慮仕様「エアキス」を採用したりと、徹底して住み心地の良さを追求しています。

飯田産業

売上高第3位のパワービルダーです。「I.D.S工法」というオリジナル工法により、地震に強い住宅を追求しているのが特徴となります。土地の仕入れからすべてを一括で管理しているので、施主の要望に沿った自由度の高い注文住宅を建設できるのも強みとなります。

住友林業

国内トップシェアを誇るハウスメーカーです。木を使った家づくりにこだわり、木造住宅を建設するなら筆頭に挙がる存在と言えます。工法にはマルチバランス工法とビッグフレーム工法、2×4工法の3つを用意しています。いずれも地震に強いことで知られています。

セキスイハイム

積水化学グループのハウスメーカーです。効率の良い施工を追求し、構造体の多くは工場で製造されています。マンションで採用されるボックスラーメン構造により、強固な躯体が特徴です。また、「あったかハイム」でお馴染みの全館空調システムにより、家中が年間をとおして快適であることも特徴となります。

ヘーベルハウス

ALCという軽量気泡コンクリート「ヘーベル」を使用したコンクリート住宅が特徴のハウスメーカーです。高い断熱性と軽量性は高く評価されています。60年の長期保証(30年を超えると有償)があるので、長く快適に暮らせる住宅を建てることができます。

ミサワホーム

トヨタホームの連結子会社となるハウスメーカーです。「木質パネル接着工法」による断熱性の高さと制震装置「MGEO(エムジオ)」による地震への強さが特徴となります。天井高140cmの大規模収納スペース「蔵」がある家としても有名です。

まとめ

ハウスメーカーはそれぞれが実に個性的であることがわかります。そのため、まずは施主としてどのような快適性を家に求めるのかを明確にしておくことが大事です。そのうえで、ハウスメーカーの選び方におけるチェックポイントを確認して、理想の家を建てられる業者を探すようにしましょう。

◆ハウスメーカー選びの参考に

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家の事

Posted by koh